城めぐりで参考にしている城郭本・歴史本を紹介するブログです
管理人のコレクション自慢というか散財の記録ともいえます(笑)
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博物館ガイド
東京都多摩・島しょ地域自治体
公益財団法人 東京市町村自治調査会
平成26年 3月 発行
無料配布
62ページ
先日、役所の出張所に用事があり出向いた際に入手してきました
普通にご自由にどうぞのパンフコーナーに置いてありましたww
えっと多摩地区&島しょ地域にある資料館と博物館の簡単なガイドです
簡単なガイドといっても持っていると便利です
アクセスや駐車場の有無、入場料、開館日といった基本的情報以外にもいろいろ役立ちそうな情報が掲載されています
各博物館の見どころとイチオシ資料が掲載されています
これで何となくココは近世の展示物に力を入れているとか
中世の展示も期待できるかな?
なんて判断基準になったりします
ああ・・・多摩地区の博物館、資料館は中世が充実している場所はごく僅かですわww
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佐竹氏物語
渡部景一
無明舎出版
1980年7月 初版
1999年5月 6版
価格 2000円
287ページ
以前からこの本の存在は知っていましたが内容がわからないので購入を敬遠していました(ネット)
佐竹氏を扱った書籍は意外と少なく貴重だと思っていましたが秋田県の出版社が版元であることから近世の佐竹氏がメインに書かれているんだろうな~と想像していました
先日、久しぶりにブックオフに行ったら売られてましたΣ(・□・;)
内容は予想に反して中世佐竹氏であります
ルーツから秋田転封、江戸初期の佐竹氏について書かれています(^O^)
値段を見たら510円となってます
購入決定\(^o^)/
今週、通勤時間に読みました
なぜなら近いうちに常陸へ行こうと思ってまして( ̄ー ̄)
参考になりますね
資料的にも問題ありません
読み物としてもGOOD
戦国期、義重さん、義宣さんに多くのページを割いて解説
平安末期の初期佐竹氏についてもイケます^^
南北朝期~室町期の佐竹氏もOK
秋田転封直後の佐竹氏についてコレがかなり面白かった
家臣の配置、領内各城の城主について
そして久保田城築城の経緯などなど
面白かったです
木曽義仲
日本の武将6
下出積興
人物往来社
昭和41年3月 発行
価格 480円
267ページ
木曽義仲さんは好きな武将でありますしかし資料って持ってなかったんです
以前から適当な資料が欲しいな~と思っていたんです
ネットで検索してHITしたのがコレです^^
送料込みで357円でございます\(^o^)/
日本の武将シリーズは3冊目となります
佐竹義重シリーズ59が当りだったので期待していました
しかし・・・筆者によりバラツキがあるのですね^^
今回のは期待外れでした
義仲さんの生涯はしっかり解説されています
何を知りたいというのはなかったんですが新たな発見を求めていたので・・・
木曽時代のこと、横田河原の合戦までのことも知りたかったな~
とはいえダメじゃありません
期待が大きすぎただけですww
義仲さんを知るうえで自身の資料の中では最適であります
有名な人物である程度人気もあるはずなんですが研究書が少ないみたいですね
私から見ればメチャクチャ魅力ある人物なんでそのうち出版されることを期待しています
信長軍の司令官
武将たちの出世競争
谷口克広
中公新書
2005年1月 発行
価格 780円
268ページ
谷口さんの信長シリーズです
この本は本当によく売れたんですね
どこの古本屋に行っても見かけましたね
おかげで安く購入することができました ¥100
信長軍の司令官、現代人が表現したものです
異論ありません、まさにその通りですね
信長さんの魅力の一つは有力武将に各方面の制圧を命じて天下取りを進めるところにあるのです
魅力的な武将が多いですね
子供の頃、信長の野望で夢中になってプレイしたものですww
司令官といえば柴田、羽柴が人気でしょうかね
私は関東方面の滝川一益さんに最も魅力を感じています
謎めいた出自、異例の出世、信長死後の転落人生
関東滞在は僅かな期間ですが東国武人の中に確かな足跡を残します
いろいろ美談が語り継がれていますね
本書では信長軍の成長期の司令官、天下統一を目指す各方面の司令官と軍団に属す部将の構成など記されています
情報量は少ないですがこのようにまとめられていると嬉しいです
調べ物や時間つぶしに最適なですわww
初めて名前を知る気になる人物が現れたりします
信長って本当に面白いな~と近頃思うようになりました
でも尾張、美濃に行く予定はないのです
城館に関してはあまり興味がなかったりしてww
乱世を駆け抜けた武士たち
熊本歴史叢書3 中世
熊日出版
平成15年12月 発行
価格 1800円
327ページ
最近ネットで購入しました送料込みで450円でした
熊本の中世武士の本です
いくつかの論考で構成されています
目次を見て直球ど真ん中~と思って買いましたが・・・
菊地一族の再検討 阿蘇品さん
伝説化した鎮西八郎為朝 関幸彦さん
東の武士団西の武士団 野口実さん
蒙古襲来と肥後
肥後の中世城
足利直冬の九州下向
戦国時代の肥後様相
阿蘇氏について
以上の論考が収録されています
菊地一族、源為朝、足利直冬、元寇という文字で期待がクライマックスでした
ただし関さんの為朝には不安がありました
野口さんと肥後も結びつきませんので不安がありました
不安は的中でしたww
為朝伝説についてが中心の関さんの論考
西の武士団について語られていないというか肥後に触れていない野口さんの論考ww
阿蘇品さんの菊地一族は読みごたえありましたね
肥後の中世城も堅志田城の解説なんかは面白かったです
訪れたことのある城が図面付きで語られていたのは嬉しかった~
ネットで本を買うのは難しいですね
本書は買ってよかったとは思いますが期待しすたせいか拍子抜けもありました
中世ならもっと菊池氏や土豪の話、小代氏なんかの話も知りたかったな~
まあ千本槍の考察や武光さん以後の菊地氏のお話だけでも満足といえばそうなんですけど^^
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