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城めぐりで参考にしている城郭本・歴史本を紹介するブログです 管理人のコレクション自慢というか散財の記録ともいえます(笑)
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清水の郷探索マップ

六郷湧水とお寺の散歩道




美郷町 発行

無料配布




今年の夏休みに訪れた後三年駅で入手したガイドです
今回は美郷町は駅以外にどこも行っていないのです^^

以前に六郷城、本堂城を訪れた際に六郷清水のある街並みを見学しました
とても印象に残っています
六郷城を訪れるために行ったのに街並みのほうが強く印象に残っています

清らかな水が生活の一部として身近な存在なのは羨ましいかぎりです

本堂城を訪れた際にも道に迷って偶然ながら湧水群を見ましたよ

きれいな水が豊かな町です
空も青く、奥羽山脈もクッキリきれいに見えるいい街だな~なんて思ったものです

今回入手したガイドはそんな清水、湧水のガイドマップであります
嬉しいのは菅江真澄さんが描いたスケッチも掲載されていることです
真澄さんも感激したのでしょうね
たくさんスケッチを残しています

そしてこの清水や湧水を大事に保存管理されている町の方々の努力に敬意を^^
いつか再訪します
美郷町の山城と共に楽しみたいと思っています

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古代蝦夷の英雄時代





工藤雅樹

新日本新書

2000年11月 発行

価格 950円

206ページ


先日紹介した「蝦夷の古代史」と同じく工藤雅樹さんの著書です
やはり将来役に立つだろうと思って購入したものです ¥100円

こちらは東北の古代史、蝦夷はアイヌなのか、日本人なのかといった話からはじまり北日本の古代文化の変遷、蝦夷の社会とは?
基礎的なお話であります
発掘された遺跡を実例にいろいろと解説がされています
タイトルのとおり、アテルイさんや伊治公呰麻呂さんについても書かれています
新書なので内容は濃くありませんが東北古代史の入門書としては優秀だと思います

こちらにも気になって仕方がない岩手県は八幡平市の子飼沢山遺跡が紹介されています
悩ましい遺跡ですあります^^

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近世の村





木村礎

教育社歴史新書

1980年7月 発行

価格 800円

254ページ


今、夢中で調べ勉強している集落、村落について
この本で学んだことは数知れず
いつのまにか基礎資料として大切な存在となっていました

購入した当初は難しくて、興味もたいしてなくて読んでいなかったのです
※小金井市の大型古本屋にて300円で購入
いつか役に立つだろうといった感じで買ったんです

そして今年8月、役立ちました\(^o^)/
フル回転の大活躍ですわ(笑)

これほど夢中になるとは・・・www
買った当初は考えてませんでしたがwww

岩手県の散居集落を訪れたことで近世集落について勉強しようと思ったんです
知りたいと思っていた東北の集落について、散居村については学ぶところがありませんでしたがそれを補って余りある魅力的な情報量( ̄ー ̄)ニヤリ

近世の村、当然ながら中世の村のシステムが受け継がれ発展したものです
その成り立ちは解説がわかりやすく参考になりました
また灌漑、水利について名主、肝煎、草切について、支配機能について、道と村の関係、信仰についてなどなど
「こんな面白い本をずっと書棚に眠らせていたなんて俺は・・・・」つぶやいてしまいます^^

『教育社歴史新書に外れなし』というくらいお世話になり学ばせていただいてます

実例として一人百姓のムラといわれる譜代下人を持つ富農の相模・牧野の神原家を紹介しています
これに魅せられて近いうちに訪れてじっくり勉強してこようと思ってます

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後三年合戦金沢柵公開講座

~続縄文土器・古代の山城・中世の山城・後三年合戦~




横手市教育委員会

美郷町教育委員会

平成28年3月

横手市金沢柵を訪れた際に偶然お会いした市の教育委員会の方々の好意で頂いた資料です
3月に美郷町で行われた公開講座の資料であります

タイトル通り金沢柵についての最新資料で前年度までの発掘成果も掲載されています

金沢柵周辺の城館を歩くと題して室野秀文さん(盛岡市教育委員会)が縄張り図付きで山城を多数紹介しています
上下村館、川端山館、長岡森の館、横手城、金沢柵
そして清原氏城館の参考として能代市のチャクシ館が掲載されています

城館から見た中世領主の成長過程として
戸沢氏を例にあげ戸沢城、長者館、門屋城、角館城(すべて仙北市)の考察と縄張り図を掲載しています

驚くべきはチャクシ館であります
中世山城としか見えない縄張りですが発掘調査の結果、平安後期の城であることが確認されています
清原氏の時代と重なります
比高差100mの山城で尾根は堀切、郭が複数存在し一部で土塁が設けられています
平安後期に中世城館と比べても遜色のない縄張りを持つ山城が存在したのです

金沢城周辺の山城もその起源が平安後期であると考えられています


川端山館跡と鎧ヶ崎城跡の調査成果/亀井崇晃(美郷町教育委員会)
鎧ヶ崎城は平安期の防御性集落から戦国期の城館の痕跡が確認されています

読み応え十分な資料です
中世山城の起源は平安後期という説を強く支持したいです


横手市教育委員会の方々に感謝であります

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日本人の苗字

30万姓の調査からみえたこと




丹羽基二

光文社新書

2002年8月 発行

価格 700円

222ページ

私は丹羽さんの著書には子供のころからお世話になっています
苗字について、武家の系譜について参考にさせていただきました

最近購入したんですけど古代の姓『八色の姓』奈良・平安期の五色の賤、公家藤原氏の姓氏について勉強させていただきました
古代から平安期の姓氏については難しいのですね

それより面白かったのが前書きで丹羽基二さん本人の名前の由来についてでした
皆さんは子供の頃「あんだは橋の下で拾われてきた子だから」なんて言われたことありませんか
この言葉の意味というか由来を初めて知りました
父親の厄年に生まれた子は育たないといわれ形式的に一度捨ててから親族に拾ってもらうということだそうです
筆者は実際に橋の下に捨てられてから叔父に拾われたそうです^^
一度死んで生まれ変わるようにということで墓の隠語である基を名前にいれたのだそうです

この話がもとで悪いことをした子供は橋の下で拾われたなんて親にいわれたんでしょうね

丹羽さんは柳田国男、折口信夫さんの教えを受けたのですね
柳田さんに苗字を課題にしたいと言ったらでは食えないといわれたそうです^^

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