城めぐりで参考にしている城郭本・歴史本を紹介するブログです
管理人のコレクション自慢というか散財の記録ともいえます(笑)
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甲陽軍鑑入門
小和田哲男
角川ソフィア文庫
平成18年11月 発行
価格 629円
286ページ
小和田先生の著書です
100円で売ってたので買いました^^
甲陽軍鑑入門と題して現在人にその魅力を紹介となっていますが冒頭でいきなり「甲陽軍鑑は史料としてどれだけ使えるか」です^^
入門編じゃないんですか?
いきなり突っ込みをいれたくなります
私は研究者ではないので甲陽軍鑑の史料としての価値にはこだわりません^^
面白いからいいんじゃないかな~
この面白さが史料として使えない部分なんじゃないかな^^
信玄の人気は甲陽軍鑑によるところが少なくないわけだしね
でも本書は楽しく読みましたよ
この部分は史料として使えるとかそういう話はつまらないですが山本勘助に関する考察は良い話でした^^
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戦国の山城をゆく
信長や秀吉に滅ぼされた世界
安倍龍太郎
集英社新書
2004年4月 発行
価格 680円
234ページ
歴史作家の安部龍太郎さんの城紀行文であります
この方の作品は読んだことありませんがこの本の内容が面白そうだったので買いました350円だったので^^
サブタイトルにもありますように信長や秀吉に攻められた城跡がメインで小谷城、一乗谷城、岩村城、三木城など有名な戦国期の城跡について書かれています
城についての解説など求めていなくて紀行文として私がどれだけ掲載している城に行きたくなるかという点で評価しています^^
紀州の弥勒寺山城、雑賀衆の拠点ですがこの項にはすごく魅かれました
行きたくなりました^^
といって10年以上も前の話ですが・・・
未だに行けていないのはなんでかな~
私はこういう城本が好きなんです
ガイドブック的なものは必要なくて行く気にさせてくれるこの手の本がいいんですよ
私事ですがずいぶん前に城好きとして某新聞社の取材を受け記事が掲載されたときに安部さんと共演しているんです
私のほうが画像が大きく扱いが良かったんですよ^^
源頼朝
永原慶二
岩波新書(特装版)
1995年4月 発行
価格 1600円
211ページ
最も人気のない歴史上人物の上位と思われる人物の一人、源頼朝さんであります
私も嫌いな人物の一人でありましたがここ数年のことですが見直しています
いろんな資料を読んでいてこの人の凄さがわかるようになりました
直接的にも間接的にも理解できてきました
義経に対する仕打ちにはガッカリという人も多いでしょう
でもそうまでしなければならない理由があったのです
むしろ義経さんに非があるように思えてきました
本書もたまたま108円で入手したことで読んでみてなるほどと思いました
一つの物事に対する表面ではなく裏までわかるようになってきたので楽しく読めました
もっとも近年の研究成果を読んでいるから楽しめるのでしょうが^^
恩義と恨みを決して忘れない人物ですね
比企尼、寒川尼など恩人に対しての対応、長田氏に対する恨みなどなど
乳母子を大切にし、兄弟にも愛情をもって接していますが厳しくもあります
それは人の上にたつ人間として求められることですね
昔ならば普通の頼朝本という評価なんですがこの時代、頼朝をとりまく人間に対して勉強したことで本書の素晴らしさもわかりました^^
鎌倉源氏三代記
一門・重臣と源家将軍
永井晋
吉川弘文館
2010年10月 発行
価格 1800円
237ページ
源家の好きの私が良く読むのが永井晋さんの著書であります
野口実さんも読みますが最近は永井さんのほうが好みです
永井さんは鎌倉期、北条氏も通していろいろ参考に勉強をさせてもらっています
野口さんは平安末期の源氏、武士団、豪族的領主について勉強させてもらっています
この方達が書く平安末期、鎌倉期のお話は好きなんだよな~
今現在、私は鎌倉時代について興味があるので本書を楽しく読んでいます
いつものことですが何度も読んで情報が得られるんですね
初めて読む際は通して読むからスルーするのでしょう
2度目以降は気になる個所を何度も読むんです
上記の方の著書を読みイメージが変わった人物や初めて認識することなど多々ありまして
この時代に夢中になったんですね
頼朝さんに関してはずいぶんとイメージが変わりましたね
頼家さんはもっとイメージが変わりました
実朝さんは・・・^^
頼朝が創ろうとした世界(幕府)は昔勉強した内容と違いました
複雑で考え抜かれたものだと思うようになりました
頼朝さんについては別の機会に永原さんの著書とともに書きたいと思います
吾妻鑑を読んでもここまで思考がまわらない私です
あの本はただの書棚の飾りだよ(笑)
線引きがあったので格安の200円で購入できました
今川義元
小和田哲男
ミネルヴァ書房
2004年9月 発行
価格 2400円
273ページ
小和田大先生の著書、今川義元でありますサブタイトルは『自分の力量を以て国の法度を申付く」であります
2014年の年初に花倉城を訪れて以来、駿河今川氏に関して興味を持つようになりました
当時は静岡県史、富士市史や戦国期研究の論考などを中心に読んでいましたがどうしても足りない部分があり途中で勉強を中断していたんです
昨年の冬、秦野市のブック〇フに立ち寄ったら打っていたのがコレです^^
足りない部分、今川義元の家督相続に関する考察が開設されていたので迷わず買いました900円
結構夢中で読みましたね
氏輝、彦五郎の同日死について、花蔵の乱での義元の実母・寿桂尼の敵・玄広恵探への同心について
この2点の考察には違和感を感じていました^^
もちろん桶狭間の戦いに関してはさらに違和感がありますが( ̄▽ ̄)
小和田さんは寿桂尼さんに思い入れがあるらしく主観的解説になりがちです
しかし金山について、領国経営の実態については勉強になりまりました
先日、図書館で有光友學さんの今川義元(吉川弘文館人物叢書)を借りてきて読んだのです
こちらのほうが私にはしっくりきました
氏輝、彦五郎の同日死~義元の家督相続への流れはこの方の考察野のほうが理解できます
こちらが欲しくなり購入しようと思いましたが古書の価格が高いですね
この内容ですからなっとくですわ^^
桶狭間に関してもサラッと書いてますね
さすが今川研究一筋というだけあって中身が濃いです
小和田さんの本の紹介でした^^
著書全般にいえることですが読みやすいです
幅広い層に読まれるように工夫しているのでしょう
今川義元を知るうえで是非欲しい2冊です
アレ、小和田さんの本の紹介のはずが(笑)
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