城めぐりで参考にしている城郭本・歴史本を紹介するブログです
管理人のコレクション自慢というか散財の記録ともいえます(笑)
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山梨の経塚信仰
田代孝 著
山日ライブラリー
山梨日日新聞社出版局
1995年10月 発行
価格1223円
174ページ
山梨県の中世に関する資料や書を読んでいると必ずといっていいほど「経塚」にブチ当たります何なんだろう?
例えば秋山光朝さんの居館や三枝氏についていろいろ読んでいくと経塚という言葉がでてきます
正直言って経塚ってなんなの?気にも留めていなかったのですが先日、約2年ぶりに山梨県の山城に登り山梨熱が熱くなってきたところで地元のブックオフで本書を発見し勢いで購入しました
※青梅市店にて100円で購入
それからは一日少しずつ読んでお勉強です
経塚とは紙や石にお経を書いて土中に埋めた場所なんですね
私はお経には興味ありませんが埋めた人物について興味があるのです
例えば秋山氏居館といわれる熊野神社の塚で見つかった経筒、これを埋めた人に興味があるんです
秋山光経さんは加賀美遠光の四男といわれ鎌倉初期の人物ですが秋山の名跡をついでこの地を領して兄・光朝の供養のためにお経を書いた塚を設けたのでしょうか?
一部をかいつまんで読んだだけです
熱中して読んだわけでもありませんが今後、山梨の中世を知るうえで必要になりそうな気がしました
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直江兼続伝
渡部恵吉・小野栄・遠藤綺一郎 共著
酸漿出版
平成20年5月 改訂版
価格 1600円
300ページ
つい先日、入手したばかりの書であります大月市のブックオフで購入です
閉店セールということで20%オフの80円でGETしました
タイトルと値段の安さから大河ドラマの影響で出版された書籍と思われるでしょう?
でも違うんですよ~
米沢市政100周年を記念して米沢信用金庫が平成元年に出版した幻の本を再出版したものです
このような代物がたった80円で入手できるなんて・・・(感動)
内容も充実しています
とくに米沢での事跡については知らないことだらけだったのでとても興味深く読ませていただきました
もちろん兼続さんの生涯、文事、政治についても記されています
養子問題についての考察もあります
文事についてかなりのページを割いて記されていますが漢詩や連歌などに興味がないので読んでいません(笑)
領内での3つ金山経営や軍法、支城と番所、城下の屋敷割は参考になりました
来年あたりに米沢市の城館探訪を計画している私としてはありがたい一冊であります
遠征の際には山形県の中世城館報告書(米沢市部分の複写)米沢市史の中世部分の複写と共に持参したいと思っています
直江兼続さんについて書かれた書を何冊も見てきましたが最も内容が充実していてオススメです
陰徳太平記
原本現代訳(15)
香川正矩 原著
松田修・下房俊一 訳
教育社新書
1980年3月 第1刷
価格 1000円・700円
古本屋・古書店漁りをはじめて10数年になりますが今回紹介するケースは頻繁にあります(笑)陰徳太平記・教育社版の下巻をはじめて入手したのが数年前です
いつものように年数をかけて集めればいいや~的な考えで購入しました
福生市の古本屋にて500円
有名な書なので容易に入手できるだろうと思っていましたがこれがなかなか見つからないのですね
ネットを通じて探せば購入できますがそれでは古本屋めぐりの醍醐味が薄れてしまいます
ここは待つしかないのだと自分に言い聞かせながら本書の気になる部分だけ読んでいました
そして先日、八王子市の古書店で再び下巻にめぐり合いました(笑)
100円で販売されていたので思わず買っちゃいました(笑)
上巻、中巻は見つかりませんね~
セットならば1度だけ尾駅近くの古本屋で見つけたのですが2000円という価格でしたのでパスしました
でも同じように同社で出版されている『太閤記』『信長公記』『甲陽軍鑑』『合武三島流船戦要法』はバラで購入して揃えましたので陰徳太平記も何とかなるでしょう(笑)
正直言うと内容はあまり気にしていないのです(笑)
マニア魂と古本屋漁りマイスターとしての意地であります(笑)
ブログでもいくつか紹介していますが何故か私は『雲陽軍実記』はじめ大内、尼子、毛利関連の書はたくさん所有しているので本書は全巻揃ったら真剣に読みはじめたいと思っています
ちなみに下巻ですが元就さんの死、尼子氏再興からはじまり朝鮮の役で終わります
歩いて知る浅井氏の興亡
戦国浅井戦記
サンライズ出版
2008年9月 発行
価格1800円
126ページ
東国、東北の城館に専念すると宣言した私ですが・・・・近江の城館魅かれます~(笑)
近江はやっぱり特別な国なんですね
実は時間とお金に余裕があったら近江の城館を心行くまで楽しみことが夢なんですよ
その夢を後押ししてくれるのが本書をはじめとするサンライズ出版さんの書籍であります(笑)
大河ドラマのおかげでしょうか
東京の古本屋でもこの手の本が容易く入手できるのでありがたいものですわ(950円で購入)
浅井氏に関する史跡ガイドブックであります
またこれが嬉しいことにマニアックなんですよ
小谷城も詳しいのですが周辺の出城や家臣の城館も多数紹介されているのです
雨森氏館、海北氏館、井口氏館、村山氏館、赤尾氏館、東野氏館、宮部氏館、石田氏館、井戸村氏館、小堀氏館、片桐氏館、脇坂氏館、垣見氏館、下坂氏館・・・・嬉しいじゃありませんか
こんなの見たら行きたくなりますよね(笑)
越後歴史紀行 武者たちの黄昏
渡辺れい
新潟日報事業者
平成21年10月 発行
価格 1400円
174ページ
昨年、相模原市の古本屋まわりをしていて入手した本です
新潟県関連の城・歴史本はなかなか手に入りずらいというかめぐり合うことのない私なんですがこのときは越後歴史本祭りとでもいいましょうか(笑)その手の本がわんさかわんさか・・・
嬉しいのですが予算が・・・
本書は大型古本チェーン店にて600円で購入しました
はじめはタイトルから敬遠しようと思っていたのですが目次をみてニヤリとしました
戦国期の越後国内での争乱について書かれた紀行文なんです
長尾為景、高城攻防戦・下田長尾氏の藤景、本庄城の攻防戦、北条・安田氏、御館の乱、新発田重家について書かれています
なかなかマニアックな内容じゃありませんか~
さすが地元出版書籍ですね
長尾藤景さんについてはその居城とともに本書ではじめて知りました
他に掲載される本庄繁長さん、新発田重家さん、長尾為景さん、北条高広さん達のような私好みの灰汁の強さはありませんが上杉謙信に滅ぼされた下田長尾氏と高城の攻防に魅かれました
旧下田村・・・行ってみたくなりましたが遠いな~
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