城めぐりで参考にしている城郭本・歴史本を紹介するブログです
管理人のコレクション自慢というか散財の記録ともいえます(笑)
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私の東濃戦国史
小林保一
文芸社
2019年1月15日 発行
価格 600円
150ページ
恵那市出身の著者が郷土の歴史について調べてまとめた本です
歴史研究家ではなく趣味で調べたことを書かれています
タイトルから察していましたが期待外れな部分が大きかったです
参考にされている資料も一部は私自身も所有していたりして^^
それでも郷土愛を感じる1冊でした
楽しく読ませていただきました
専門的な資料にはない現地を見学した感想や街の情報は嬉しいです
織田氏と武田氏の争いを中心にしながらも遠山氏についていろいろ書かれています
遠山氏について知らないことも多く新鮮でした
城に関しては明智城、岩村城、苗木城など紹介しています
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会津人物事典 武人編
小島一男
歴史春秋社
平成5年12月 発行
価格 10000円
377ページ
会津人物事典武人編は会津葦名時代人物事典に続くシリーズです
葦名氏も含めて幕末まで会津に生きた、関わりのあった武人をまとめたものです
葦名時代人物事典はすでに所有しており会津の城館めぐりに役立ちました
そして本書ですが会津藩、上杉景勝時代、蒲生氏時代の人物の紹介です
幕末会津藩が中心となります
私の好きな会津にはこんな人物もいたのか
会津藩にはこれほど魅力的な人物がいたのだと知ることができました
実はコレ城仲間からの頂き物なんです
こんな高価なものをありがとうございますmm
会津にはこれからも通うことになります
その度に本書を開いて旅の思い出に浸ることができますわ(^O^)
那須与一の軌跡
中世那須氏のあゆみ
大田原市
那須与一伝承館
平成30年10月 発行
価格 700円
80ページ
昨日訪れた企画展のパンフです
那須与一にはじまる那須氏の歴史についての企画展です
平安末期、鎌倉期、南北朝期、戦国期の那須氏について様々な展示物を見ることができました
頼朝から授かった白旗、与一の太刀、那須氏の小旗、宇都宮俊綱軍旗、書状などなど
充実した展示で楽しめました
この思い出を帰宅後も楽しむための図録です
ページをめくりながら、解説を読みながら感動してます^^
城館をめぐる資料としての使用は出来ませんが那須氏が好きな人には最高のお宝です
私の場合は那須の城館を訪れる前に見るとやる気が出てくるでしょう
那須氏に魅力を感じている方
図録は伝承館にて販売されています
企画展は終わってしまいましたが大田原氏や大田原城に関する資料もあるので訪れてみてわいかがでしょう
その後の東国武士団
関幸彦
吉川弘文館
2011年9月 発行
価格 1700円
219ページ
関幸彦さんが関東、伊豆、甲斐10か国の武士団のその後についてまとめた本です
ずいぶん前に図書館で少し読んでみて必要性を感じなかったのでスルーしていました
最近、ネットショップで安く売られているのを見つけTポイントが貯まってたので購入
実質無料であります\(^o^)/
改めて読んでみると意外と面白い
知っている内容が多いのですが驚きの新情報も書かれていました
常陸を出自の地とする伊達氏、実は大掾氏の一族と考えられているのです
この説は有力らしいのです
小山氏、宇都宮氏、佐竹氏、千葉氏、児玉党、三浦氏、工藤氏、大掾氏、川越氏など42家を収録
各諸氏の情報量は少ないものの上手なまとめ方で調べ物をする際に便利です
これだけの情報をまとめるのは大変な労力だと思います
読みやすく解りやすくまとめるところに筆者の凄さを感じました
舘山城ハンドブック
舘山城保存会
平成29年2月 発行
価格 500円
69ページ
先日の山県遠征にて購入した資料は先に紹介した舘山城
http://sisin.en-grey.com/%E5%B1%B1%E5%BD%A2%E7%9C%8C%E3%81%AE%E5%9F%8E%E3%83%BB%E6%AD%B4%E5%8F%B2%E6%9C%AC/%E8%88%98%E5%B1%B1%E5%9F%8E
そして舘山城ハンドブックの2冊です
舘山城づくしであります(`・ω・´)ゞ
コチラは米沢城の土産物屋にて購入しました
どちらも500円と手ごろな値段だったのでついつい買ってしまった
舘山城の解説については重複する部分だらけですwww
近年粉われた発掘調査の成果を反映させているので似たような内容になるのは仕方ないですね
しかし舘山城保存会という城に愛情を感じる会が発行した冊子です
かなりマニアックです
市で発行した冊子とは中身の充実度が違いますわ
字がビッシリ、情報が詰め込まれています
数年前に訪れたときの記憶が蘇ります
さらに置賜郡の伊達氏に関連したと考えられる城館を多数紹介しています
●成島館
●愛宕山館
●片倉山館
●斜平羽山館
●覚範廃寺
●天狗山館
●戸長里窯館
●鷲城
●長手館
●笹野山館
●二色根館
●高畠志田館
●館山館
●小国山館
●小国城
そして伊達氏関連の城館として
●丸森城
●桑折西山城
●檜原城
●岩出山城
●仙台城
全て図面付きで解説されています
これ一冊で伊達氏の置賜支配の拠点と城館の特徴をつかむヒントがあります
500円でいいんですか?
と思うほどの内容の濃さに感激です
ここ二週間ほど通勤にも持ち歩き暇さえあれば見ています^^
米沢市や置賜の城館を訪れようと思っている方は本書をお薦めします
楽しい城館探訪ができると思います
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