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城めぐりで参考にしている城郭本・歴史本を紹介するブログです 管理人のコレクション自慢というか散財の記録ともいえます(笑)
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furukawasisi.jpg古川市史 第1巻
大崎市・古川市史編纂委員会
平成20年12月発行
定価3000円
限定300部


平成18年に1市6町と合併した大崎市の中心都市、古川市の新編市史です
「通史1」では古代から近代までの歴史を紹介してておりますが
やっぱり気になるのは中世ですね
大崎市の名前の由来になった大崎氏についてしっかり、詳しく説明されています
大崎氏入封以前の河内四頭一揆の構成員、特に渋谷氏についても詳しいです

そして城ですが旧・古川市内の遺構の残る城館については縄張り図付きで多数紹介しています
私が気になっているのは大崎氏初期の城「小野御所」と周辺の城館群であります
正直、市史を見るまでその存在すら知りませんでした

古川市といえば名生城ですがこちらも詳細に説明がされています
大崎氏の拠点を転々としていますがその理由についての考察は参考になります

●名生城
●小野城
●新井田城
●沢田館
●新堀館
●清水側館
●古川城
●雨生沢館
●兵庫館
●明神館
●川熊館
など市内の城館を多数掲載

余談ですが同じく大崎市に合併した岩出山町の新編町史もオススメです
私は中世城館の項目のみ複写を所有しておりますが
町内には技巧的な陣城遺構が多数所在するとの記述に涎がでました(笑)

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