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城めぐりで参考にしている城郭本・歴史本を紹介するブログです 管理人のコレクション自慢というか散財の記録ともいえます(笑)
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sinntyoukouki.jpg信長公記(上)原本現代訳
太田牛一著/榊山潤訳
ニュートンプレス
1980年5月発行
定価1000円

織田信長の生涯を綴った本ですね
史料的価値の高いことで有名でもあります
子共の頃に読んだ「信長公記」とは内容違うような気がします
きっと子供向けにアレンジされたものだったんですね

最近になってようやくこの手の本を熟読するようになりました
結構面白いですね
読んでいたら無性に西に行きたくなり6月末には岐阜に、先日は長篠を訪れました

注意深く読んでいると意外にここは重要な記述だ~なんて思う箇所がいくつもあります
長篠の合戦では作者の太田さんは「武田勝頼がもし鳶ヶ巣山に登り陣を構えたら織田軍はなんともしようがなかったのに」なんて感想を漏らしています
この文章から鳶ヶ巣山の陣所は武田軍15000が籠もることが可能だった要害ということが記されています
そうです鳶ヶ巣山には大規模な陣地があったのです
現地には山頂の平場、中腹には雛壇状の切岸が広範囲に確認できます
私的には大発見です(おそらく多くの方がご存知かと・・・・)

ちなみに作者の太田牛一さんは武勇にも秀でていたそうです
弓の達人で「信長堂洞とりでを攻める」の項では自分の活躍をしっかりアピールしています(笑)

下巻ですが持っていません(笑)
興味があるのは上巻のみだったので・・・・
都内の古本屋で450円で購入しました

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