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城めぐりで参考にしている城郭本・歴史本を紹介するブログです 管理人のコレクション自慢というか散財の記録ともいえます(笑)
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源頼政と木曽義仲

「勝者になれなかった源氏」

 
  

 

永井晋

中公新書

2015年8月 発行

価格 760円

210ページ

永井晋さんの新しい著書です
タイトルから購入を見送っていたのですが結局買いました^^
※所有している著書と内容が被っている可能性が高い為

結果、買ってよかったです 東松山市の大型古本屋にて560円で購入
年末から年始、今現在までずっと読んでいます
2回読んで3回目に突入です^^
すでに付箋やメモをしまくりですよ
いろいろな情報を抜き出しています

やっぱり頼政さんといえば家人の下河辺さんについて知りたいのですが今回はサラッと流されてます^^
でも新たに気になる人物として頼政さんの甥・深栖頼重さんであります
下河辺庄、高野に居館を構えた人物で源義経さんが奥州へ行く際に自身の従者に紛れて連れ出した人物であります
高野の渡し近辺に居館があったと思いますが何処なんだろ?
これは今年の調査課題です^^

木曽義仲さんの項目では横田河原の合戦において城氏について活躍した笠原頼直さん、富部家俊さんの魅力を再認識するきっかけをいただきました^^

頼政さん、義仲さんともに源氏の棟梁になるには足りないものがあったようです
頼政さんは高齢すぎたこと果断な決断力に欠けること保守的すぎるのですね
義仲さんは政治能力の欠如ですね
後白河院に弓矢を向けちゃいけませんぜ^^

しかし足りないものがあるために両者は魅力的なのです
頼朝さんに魅力を感じないのは完璧すぎるからです
偉大な政治家でこれといった欠点もないのでつまらんですわ^^

この本を読んで感想は後白河院のすごさですね
怪物と呼ぶに相応しい人ですわ
私の研究対象にはなりませんがこの時代を深く知るには避けて通れないので一度勉強してみようと思いました^^

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