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城めぐりで参考にしている城郭本・歴史本を紹介するブログです 管理人のコレクション自慢というか散財の記録ともいえます(笑)
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桑折町史 1巻

原始・古代・中世・近世1




桑折町史編纂委員会

平成14年9月 発行

価格 5500円

994ページ



今年の夏休み、伊達氏の城館を思う存分楽しんだ旅、
最後に福島市の国道4号線沿いのブックオフで見つけました
思わぬ発見に即購入\(^o^)/
もともと中世城館に関する部分の複写は所有していましたが欲しくて我慢できなかったのです^^

購入して良かった~
複写していない部分にたくさん面白ったです
300ページ以上が中世に関する解説ですわ
町の歴史、伊達氏の歴史、城館について、地侍について
伊達家臣、桑折氏について
天分の乱と伊達稙宗について、この地域での南北朝騒乱

城館に関しては伊達崎城や西山城は図面入りで解説しています
そして西山城の西麓に展開した家臣団の屋敷や館について
町内に存在した郷村と地侍と屋敷について

伊達氏に関しては伊達郡だけと偏りがありますが貴重な資料であります
実際に訪れた城館が多く楽しく読んでます(^O^)

もう1回、町を訪れて気になる城館跡を訪れれば町史がさらに楽しく読めますわ
数年内に再訪したいですわ

1500円で購入しました

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会津人群像 NO.3





歴史春秋社

2004年9月 発行

価格 1000円

95ページ



季刊 会津人群像の3号は天海上人を特集しています
天海上人は会津高田町出身といわれます
明智光秀、足利将軍落胤説、古河公方足利高基の4男説などその出自には様々な説があります

天海上人が会津出身で親は葦名氏に仕える在地土豪の舟木氏、母が葦名一族ということを知ったのは7~8年前でしょうか
会津高田町を訪れた際にたまたま知りました
町で配布しているパンフを手にしたことで舟木氏の墓所や居館推定地など訪ね歩きました

そんなことで会津人群像で天海上人を会津出身として特集している3号を驚くことなく真剣に読むことができました
それは会津高田生まれであることが疑いの余地のないと思っていますから

他にも天海上人についていろいろ書かれていますが高田町との繋がりだけに興味があったのでここでは触れません^^

会津、しばらく行ってないな~一昨年行ったきりだもんな~
そろそろ行きたいな~ww

八王子市の大型古本屋にて108円で購入

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会津人群像 NO.1




歴史春秋社

2004年2月 発行

価格 1100円

109ページ


季刊 会津人群像の記念すべき創刊号であります
特集は会津人の倫理観 今と昔 となります

会津に行った際によく資料探しをする門田の大型古本屋にて100円で購入しました

会津人になった新選組隊士 斎藤一、 宮森四郎兵衛の子孫たち
この二つの記事が読みたくて買ったんです

齋藤一さんに関しては今更いうこともないですね


宮森四郎兵衛とは誰?
仙道の小領主から伊達家臣となった曲者・大内定綱さんの弟で宮森城主であります
会津若松市内の3つ酒蔵は宮森姓でいずれも四郎さんの子孫といわれます
記事には大内定綱さんのこと小浜城、宮森城のことも書いてあります
定綱、片平親綱兄弟は有名ですが四郎さんは資料に記載が少なく知りませんでした
それもそのはずで四郎さんは定綱さんと共に会津の葦名氏を頼り移り住みます
兄は葦名を見限り伊達氏へ仕えることになります
四郎は会津に残り野に下ります
その子孫が酒蔵を営み現在まで受け継がれているそうです

これも会津の歴史の一部ですね
大好きな場所なのでこういう情報もありがたいものであります^^

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御館の時代

~十二世紀の越後・会津・奥羽





柳原敏昭・飯村均 編

高志書院

2007年8月 発行

価格 2500円

228ページ


十二世紀に奥羽、越後の阿賀野川流域に所在した御館と称される有力豪族の館跡について書かれた書であります
もはや私のライフワークとなった奥羽各地の平安末期の城館について解説されたものです
古書で購入しましたが珍しく定価よりも高い価格で購入しました
※八王子駅近くにあった古書店にて2700円で購入(現在は市役所近くに移転)

それほどまでに欲しい一冊でした
目次を見てピ~ンときちゃいましたよ

会津・陣ヶ峰、雲雀ヶ城、平泉の藤原氏の居館について解説
そして12世紀の越後と会津の関係についての解説
私、越後・城氏についてはかなり興味を持っていていろいろ資料を集めたいと思っていましたがこれがなかなか集まらないので諦めていました
嬉しかったな~城氏についていろいろ書かれているのが
そして城氏の越後での拠点も御館と称されています
阿賀野市の大坪遺跡がそれではないかとされています

城氏の会津進出についてコレはもっとも参考になりました
陣ヶ峰、雲雀ヶ城は訪れているので発掘成果といろいろな考察は楽しく読ませていただきました

会津と越後の阿賀野川下流域の繋がりを強く意識していまいます
近いうちに遠征も考慮しなくてはなりませんわ
いつになるか微妙ですけどww

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ふるさと文化財

~菊池利雄先生『広報くにみ』文化財寄稿集~



国見町教育委員会 発行

平成24年1月

価格 1000円

179ページ


最近購入した本でベストといえるのがふるさと文化財であります
国見町の広報に掲載された郷土史家・菊池利雄さんの寄稿をまとめたものです
菊池さんは中世を専門的に研究されていたようです

その驚くべき内容は町内の城館を網羅し、地名や古道、石碑、寺院など中世にまつわる様々なものを紹介しています
城館にはお手製の図面も掲載されています
伊達氏に仕える地侍についても紹介されています


この本を手にして初めて知った城館が多く遺構の形態も様々で9月の連休を利用して訪れるつもりでした
残念ながら仕事の都合で連休がなくなり訪問はできませんでしたが近いうちに必ず行きます
だって面白そうな城館が多いから^^
1泊2日でお隣の白石市の城館と一緒に50箇所ほど見てまわる予定ができています(`・ω・´)ゞ
というか町内に城館はいくつあるんだろう数えたくないな~
隣接する伊達市や白石市などと一緒に2泊3日の日程なら三桁楽勝ですよ\(^o^)/


国見町といえば厚樫山防塁が有名ですね
私も4度も訪れていますがその周辺にはたくさんの城館があり山城も多く一部では石積みも見られるそうです

このような貴重な書ですが入手方法は国見町の施設での購入のみであります
私は現金書留での購入ですが手数料、送料込みで1900円の出費・・・・
行って買ったほうがよかったか^^

それでも値段に見合った内容でちっとも惜しいとは思いませんよ

本当は行ってからネタばらしをしたかったのです( ̄ー ̄)
伊達氏や厚樫山防塁に興味のある方、国見町の歴史を知りたいと思っている方におススメです


ちなみに国見町史も中世部分の内容は充実しています
昔、あまりの情報量の多さに複写を諦めたほどですwww

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