城めぐりで参考にしている城郭本・歴史本を紹介するブログです
管理人のコレクション自慢というか散財の記録ともいえます(笑)
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蝦夷の古代史
工藤雅樹
平凡社新書
2001年1月 初版
2003年6月 第3版 発行
価格 740円
254ページ
城館探訪を趣味とする私が今現在、一番行きたい場所というか城跡というか遺跡なんですが
岩手県八幡平市にある子飼沢山遺跡なんです
前九年・後三年合戦の資料を読んでいてその存在を知ったのが今年の初めです
図面が掲載されていたのですが中世山城なんですよ^^
堀切が描かれているのですしっかり郭まであるんです
でも城跡ではなく平安時代の防御集落なんです
発掘の結果、10世紀後半の遺跡であることが判明します
しかも火災の痕跡も確認されたそうです
10世紀に山奥に山城の構造を持つ集落、火災痕、謎めいた遺跡ですね
こんな部分に魅かれまして
来年のGWに行きたいな~と思って調べ始めたんです
そしたら資料、持っていたんです
しかも発掘担当者が執筆した著書でありますΣ(・□・;)
さらにいうと2冊も( ̄ー ̄)
笑っちゃいました
そして掲載される遠景を見て行くのを躊躇しています
比高差300mというのは知っていましたが所在地に問題があります
山城の立地とは違って深い谷に囲まれる奥まった山中の尾根にあるんです
背後には岩手山(標高2000m越え)が見えるじゃありませんか
こりゃ~一人じゃ危ないな~と感じました次第であります^^
地形図みても・・・・キケンかな、富士山の麓みたいな地形図に苦笑いですわ
でも発掘当時の話や考察を読んでいると行きたくなりますわ
遠路、岩手の奥までいって車中泊でこの山登って生還できるのか
残雪の可能性、クマとの遭遇などなどネガティブに・・・
城館を研究するうえで行っときたい場所です
覚悟を決めるどころか一歩二歩後退してしまう写真・・・
この写真と図面との戦いですわ(笑)
本書の内容ですがタイトル通りに北東北の蝦夷についてであります
発掘の成果を交えいろいろ語られています
私は防御性集落の項目しか読んでませんが^^
子飼沢山遺跡、行くことができるのだろうか?
自分でもわかりませんwww
250円で購入してますがどこで買ったか覚えてません^^
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中世の村を歩く
石井進
朝日選書648
2000年3月 発行
価格 1500円
293ページ
私は中世を体感することを趣味としてますが石井大先生の著書には影響を受けましたこの本もタイトルからして萌え~であります(笑)
高度成長期前、開発が進む前の田舎の風景に中世の面影を求めて各地を調査した記録とでもいいましょうか
西日本を中心に実例をあげ中世の景観を復元し我々に姿を想像させてくれる丁寧でわかりやすい解説と見やすい図説です
多くの西日本の村を実例にしている関係上、本書を参考にどこかを訪れたことはありませんがいろいろと勉強させていただきました
そして自分なりの方法で中世を想像しながらいろいろな場所を歩くこともできるようになりました
多大な影響を受け、学ばせてもらい、ときには刺激を与えてもらいました
コラムなどでは本当の意味で歴史を楽しむと題して新田義貞の鎌倉攻め、稲村ケ崎について様々な角度から検証し解説しているのだすがこれも面白い
本書の魅力の一つでもあります
お陰様で中世への関心は途切れることなく常に私の心の中心にあります
というか生涯にわたり中世を探し続けるのだろうと思っています
そういった意味でもこの本とは長い付き合いになりそうです
八王子市堀ノ内の大型古書店にて650円にて購入しまいした
奥州・秀衡古道を歩く
相澤史郎
光文社新書
2002年8月 発行
価格 680円
195ページ
北上市を起点に横手市まで延びる秀衡古道といわれる奥羽山脈を越える東西の交通の為に利用された道、秀衡道と呼ばれる古道について書かれた本です
資料的な内容を期待して購入したのですが内容は自分の望んでいるものでなかったため長い間書棚に眠っていました
先日、秋田高速道を通ったことでこの本を読んでみようと思いました^^
錦秋湖辺りの険峻な地形、山肌の露出した鉱山跡の山々の景色はスゴイですね
和賀郡と平鹿郡を結ぶことから平和街道という道が開通したのが昭和初期とのことです
奥羽山脈を突っ切る最短ルートで古代から人の行き来が多かったようです
胆沢から払田柵や秋田城へ向かう役人や兵士、鉱山関係者、猟師、商人、蝦夷などなど様々な人が往来しました
本書では平泉から湯田までの伝承、古道の現状や把握、鉱山について書かれています
中世についての記述に期待していたんですけど和賀氏と小野寺氏の合戦とか
ありませんでした^^
秀衡古道というタイトルですが平安末期の古道についてあまり触れてません^^
読み物としては面白いのですが求めているものではなかったので^^
それでも西和賀、湯田町のついて知ることができました(収穫)
作者は歴史学者ではなく詩歌文学の方なのでタイトルも古道を歩くと書いてありますが
踏査した記録ではなく詩人的に歩く→感じるといったイメージなのでしょう
大型古本屋にて250円で購入
後三年合戦シンポジウム
横手市教育委員会
シンポジウムパンフ
平成27年12月
横手市雄物川の資料館を訪れた際に頂きましたm(__)m
前回、2007年に訪れたときも資料をいただいてきたんです^^
しかもこれ以外にもパンフを頂いきまして重ねて感謝です
もちろん対応していただいた職員さんも秋田美人であります
平成27年12月に行われたシンポジウムのパンフです
タイトルの通り後三年合戦について~まちを作った先人と史跡を活用したまちづくり~
国史大鳥井遺跡と清原氏、市史横手城跡と小野寺氏 島田祐悦
清原氏と小野寺氏の歴史的位置づけ 白根靖広
上記二つの講演の資料が今回の旅のテーマと一致していてホテルに帰ってから熟読しました
そして次の日、金沢城を訪れたら発掘調査の準備が行われていて
担当の島田さんにお会いすることができ過去の発掘調査について解説してくれました
さらに城館関連の資料まで手配していただきいろいろました(感謝です)
ちなみにこのパンフには島田さんのサインが^^
私にとっては恒例です^^
島田さんの資料ですが興味深い内容がたくさんです
大鳥井柵の西方に広がる水田地帯が条里制によるものでなく平安期に在地豪族が開発した
藤原清衡の三男・正衡を大鳥井に配した
などなどよく研究されていて勉強させていただきました
史跡を利用した街づくりがテーマだったようです
小田原北条氏と小田原城 佐々木健策
津軽氏関連城跡(弘前城跡と堀越城跡) 岩井浩介
といった講演も行われました
もちろんこちらも参考にさせていただきます
後醍醐天皇
~南北朝動乱を彩った覇王~
森茂暁
中公新書
2000年2月 発行
価格680円
194ページ
南北朝オタクの私ですでも後醍醐天皇・・・苦手なんです^^
怖い人、不気味な魅力を持つ人といったイメージなんです
南北朝期を考えるにもこの方だけはスルーして考察してました
それでも問題なかったんです^^
でも避けては通れぬ道と自分で定め読みはじめました
3月のことです^^
それから4か月以上経ちましたが読み終えません
難しい・・・というか興味がわかない^^
尊敬する森茂暁さんの著書ですが駄目っす^^
後醍醐天皇の王権の特徴は仏教、宋学、音楽、和歌といった精神世界に発するエネルギーを現世に引き出す手法を採用した
↑本文より引用です
無理かな( ̄ー ̄)
建武の新政が採用した全国支配の為の訴訟制度は後世に与えた影響
守護制度の展開が与えた影響
これを読んでると寝落ちします(笑)
また数年後、読んでみたいと思いますwww
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