城めぐりで参考にしている城郭本・歴史本を紹介するブログです
管理人のコレクション自慢というか散財の記録ともいえます(笑)
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奥州・秀衡古道を歩く
相澤史郎
光文社新書
2002年8月 発行
価格 680円
195ページ
北上市を起点に横手市まで延びる秀衡古道といわれる奥羽山脈を越える東西の交通の為に利用された道、秀衡道と呼ばれる古道について書かれた本です
資料的な内容を期待して購入したのですが内容は自分の望んでいるものでなかったため長い間書棚に眠っていました
先日、秋田高速道を通ったことでこの本を読んでみようと思いました^^
錦秋湖辺りの険峻な地形、山肌の露出した鉱山跡の山々の景色はスゴイですね
和賀郡と平鹿郡を結ぶことから平和街道という道が開通したのが昭和初期とのことです
奥羽山脈を突っ切る最短ルートで古代から人の行き来が多かったようです
胆沢から払田柵や秋田城へ向かう役人や兵士、鉱山関係者、猟師、商人、蝦夷などなど様々な人が往来しました
本書では平泉から湯田までの伝承、古道の現状や把握、鉱山について書かれています
中世についての記述に期待していたんですけど和賀氏と小野寺氏の合戦とか
ありませんでした^^
秀衡古道というタイトルですが平安末期の古道についてあまり触れてません^^
読み物としては面白いのですが求めているものではなかったので^^
それでも西和賀、湯田町のついて知ることができました(収穫)
作者は歴史学者ではなく詩歌文学の方なのでタイトルも古道を歩くと書いてありますが
踏査した記録ではなく詩人的に歩く→感じるといったイメージなのでしょう
大型古本屋にて250円で購入
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