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城めぐりで参考にしている城郭本・歴史本を紹介するブログです 管理人のコレクション自慢というか散財の記録ともいえます(笑)
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飯岡助五郎正伝




伊藤實

崙書房

1995年7月 発行

価格 2060円

365ページ



幕末期の利根川流域(主に下流域)の任侠について、天保水滸伝のメインキャストの一人飯岡助五郎さんについて書かれた本です

数年前から千葉県の利根川河口域の城館を訪れるようになりました
東庄町あたりでは「天保水滸伝ゆかりの・・・」みないな案内板を見かけて気になっていました
本家の水滸伝好きの私ですからこの文字に敏感に反応します^^

笹川繁蔵さん関連の史跡は訪れたことがありますが飯岡助五郎さんについてはありません
なんか話を読んでいるとイメージが良くなくてね^^

そんな負のイメージを払拭させるべく本書が書かれたのであります
実像はどうだったのか?
それほど興味のある人物ではありませんでしたが読んでいて面白かったです
幕末期の海上郡の様子や大原幽学さんについてなど知ることができました

錦絵というのですかね侠客36人が描かれ各々の解説がされる「近世義侠伝」が見ていて楽しいです
エグイ、グロい表現もありますが時代を反映している画だな~と思いました

飯岡助五郎

笹川繁蔵

荒生留吉

風窓半次

洲崎政吉

堤緒伊之助

神楽獅子大八

荒町勘太

御下利七

霧島松五郎

鰐の甚助

垣根虎蔵

矢切庄太

地潜又蔵

長指権次

羅漢竹蔵

生首六蔵

波切重三郎

滑方紋弥

蛇柳松五郎

生魚の長次郎

木隠霧太郎

藤井数馬

勇天仇吉

清滝佐吉

猿の伝次

栗柄才助

斑の丑蔵

夏目新助

羽計勇吉

名垂岩松

平手造酒

稲舟万吉

水島破門

水島宇衛門

勢力富五郎




侠客という言葉が好きになれませんでしたが読んでみて少しイメージが変わりました
彼らの地域社会に対する貢献や郷土愛を知ったことが理由です

この本で大原幽学さんについて知り長部村の住居を訪れるきっかけにもなりました

大型古本チェーン店にて200円で購入しました
良い買い物でした\(^o^)/

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