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城めぐりで参考にしている城郭本・歴史本を紹介するブログです 管理人のコレクション自慢というか散財の記録ともいえます(笑)
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本庄市の武蔵武士

~武蔵七党児玉党の活躍とその後~




本庄市教育員会

平成26年3月 初版

平成29年3月 第2版

価格 500円

52ページ



先日、本庄市の塙保己一記念館を訪れました
その目的が本書を購入する為でした(^O^)

私は武蔵七党では児玉党が最も気になる存在でいろいろと城館や所縁の地を訪れています
本庄市は多くの児玉党の末裔が所領を持ち屋敷を構えた場所です
市内の武士=児玉党なんですね

1冊まるごと児玉党について書かれた本書は前から欲しかったんです
実は本庄市のHPでダウンロードしてすでに読んでいました^^

http://www.city.honjo.lg.jp/kanko_bunkazai/bunkazai/1379052521412.html

マニアとしては実物を入手しておきたいですわwww
500円という低価格も嬉しいですわ

児玉党の発生から華々しい活躍をした平安末期から南北朝期の話
地方に移住した児玉党の末裔の話
市内に残る児玉党の城館跡
児玉党に関する伝承や軍配団扇門についてのお話などなど

これでもか~(# ゚Д゚)
というくらい児玉党についてのお話が満載ですわ

有名な武将や大名などを輩出していない武士団です
源家や北条氏の御内人、戦国大名の家臣といった地味な存在です
でも戦記物、軍記物に登場する児玉党の人々の記述を見るたびに私は心がときめきますww


児玉党について興味のある方、児玉党好きの方
是非一度読んでみてください
児玉党のバイブルとなるはずです

もっとマニアックな資料が旧・児玉町の教育委員会では発行されていますので
本庄市を訪れたら図書館で探してみるのもよいでしょう

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都幾川村の歩み 

都幾川村史普及版





都幾川村編さん委員会

都幾川村 発行

平成13年6月

価格 不明

193ページ


比企郡の小さな山村、都幾川村の村史普及版であります
現在は玉川村と合併してときがわ町となりましたね

馴染みのある場所なので本書のようなものがあれば入手したいと思ってました
先日、毛呂山町の大型古本屋にて108円で売られてましたので即買いです\(^o^)/

城館探訪を趣味とする私です
村には大築城、橋倉城がありますね
慈光寺の存在は中世を通じて影響力が強く独特な歴史を形成しています
城館が少ないのはこの事が関係しています

本書の中世部分は慈光寺について語られています
無数の平場が書き込まれる図面を見ると改めて寺の規模と繁栄を感じます
大築城についても紹介されています

慈光寺といえば板碑です
板碑についても解説あります

武蔵武士との結びつきや鎌倉初期の歴代の別当なども解説
畠山氏や源範頼の子孫がその職についていました


中世以外の村の歴史についてはパッと見ただけですが素朴な山里の暮らしや行事が継承されていることに好感をもてます
要図、文書、画像が多く見やすく理解しやすいです

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毛呂山町史





毛呂山町史編さん委員会

昭和53年1月 発行

価格 不明

948ページ


先日、毛呂山町の大型古本チェーン店を訪れた際に購入しました
価格は500円でございました^^
2冊も置いてありました
状態はどちらも似たようなものですが中身がきれいなのを買いました^^

毛呂山町のWebサイトで閲覧できたような気がします
でもやっぱりマニアとしては所有していたいと思いましてついつい手が( ´艸`)

中世の解説が詳しいのです
とくに毛呂氏と宿谷氏に関しては参考になりますよ
以前から参考にしていますです(`・ω・´)ゞ

板碑や寺院、神社については複写がなかったのでそのために買ったといってもいいでしょう
山根六角塔に関して興味を持ちましたね
いつも横を通り過ぎているんですけど一度も見学したことがなく( ´艸`)

近世に町内にあった22ケ村についての解説も参考になります

毛呂山の城館はかなり訪れているのですがコレがあることによって再び再訪&調査してみようという気になりました

近世以降について、八高線についてなんていう項目にも興味があります
近場なので町の歴史まるごと知っておこうなんて気にもなりますね

500円という価格が嬉しいです
たぶん1000円ならば買わないでしょう^^
良い買い物ができました(^O^)

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戦国を生き抜いた武将たち



埼玉県立嵐山史跡の博物館

平成28年10月 発行

価格 400円

32ページ

夕方購入したばかりの品であります
嵐山史跡の博物館で開催されている企画展『戦国を生き抜いた武将たち』のパンフであります

さきほど風呂につかりながら読みました^^
今回の企画展のテーマが小田原北条氏と武蔵の国衆であります
内容もその通りで岩槻太田氏、松山上田氏、羽生木戸氏、忍成田氏を中心に関連する文書など展示され国衆について解説しています

生き抜いたとタイトルについていますが戦国期の終焉後についても書かれています

個人的に道祖土氏へ充てられた文書、秩父出浦氏に充てられた文書を見ることができたのが収穫であります
在地土豪の生活をリアルに表す文面ですわ

北条氏の領内各地の城館での発掘成果も収録されています
小田原城の北条氏屋敷と庭園遺構についての解説は新鮮でした

毎年、パンフが欲しくて通っている恒例の企画展ですが今年はなかなか面白い内容で満足です
400円という価格も嬉しいです^^

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武蔵武士団





関幸彦 編

吉川弘文館

2014年3月

価格 2500円

265ページ

一年半ほど前に購入しました珍しく新刊
これは私が求めていた本だと立ち読みしていて直感
何度も読んで武蔵武士の楽しさを実感
実際に埼玉県内を見て歩き面白さを体感

これほどテンションのあがる資料はなかなかありませんよ
身近な存在である武蔵武士団についてもっと知りたい、確かめたい、関連する場所に行ってみたい

関幸彦さんのセンス、素晴らしいです

平安末期から室町期の武蔵武士を知るうえで欠かせない資料となります

武士たちの館跡、鎌倉道、古戦場、板碑、信仰、血縁、移住、東遷、西遷などなど
あらゆる角度から武蔵武士団を知ることができます
多くの武士団は小規模で戦乱の世を生き抜くことに必死でした
彼らの残した足跡をたどることは私のライフワークの一つであります

これほど魅力的な武士団はありません
武士団に限っていえば相模や上野、下総、下野ではここまで盛り上がらないのです

南北朝期の武蔵武士について大きく扱われる資料は少ないので参考になります


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