城めぐりで参考にしている城郭本・歴史本を紹介するブログです
管理人のコレクション自慢というか散財の記録ともいえます(笑)
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盛岡市の歴史 上
岩手県市町村地域史シリーズ1
岩手県文化財愛護協会 編
長岡高人 著
平成3年9月 発行
価格 1500円
272ページ
盛岡市、人生で一度だけ訪れました
古代城柵と前九年合戦の伝承地をめぐりました
高速料金が千円のときですね
あれ以来訪れていません
東京からの距離を考えると・・・なかなか行く気に慣れなくて^^
盛岡城は近いうちに行けるだろうと考えて行きませんでした
アレから何年たつだろうww
本書は岩手県の城館探訪をする際にお世話になった『市町村地域史シリーズ』の1冊です
記念すべき第1巻が本書になります
南米密林地帯で驚きの価格100円(古書)で販売されていました
各市町村によって著者が変わりますが読んだことのあるものに関しては高クオリティーであります
しっかり中世の歴史も書かれています
城館についても詳しく書かれているものもあります
盛岡市の歴史上巻はどうでしょうか
中世の歴史というとピンときません
南部氏が盛岡城を築いてからの歴史がメインとなります
中世部分はページが少ないです
福士氏と不来方城(北館と南館)について初めて知る内容だったりして(^O^)
前九年合戦では安倍氏終焉の地となるだけあって詳しく紹介しています
盛岡市の旧地名も巻末に収録
今は行く予定がないのでパパッと飛ばし読み程度ですが資料として利用する日が来るでしょう
盛岡市の歴史について基礎知識を学ぶのに最適です
低価格であれば購入するのはおススメです
岩手県であればどの図書館へいっても置いてそうですけどね
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蝦夷の古代史
工藤雅樹
平凡社新書
2001年1月 初版
2003年6月 第3版 発行
価格 740円
254ページ
城館探訪を趣味とする私が今現在、一番行きたい場所というか城跡というか遺跡なんですが
岩手県八幡平市にある子飼沢山遺跡なんです
前九年・後三年合戦の資料を読んでいてその存在を知ったのが今年の初めです
図面が掲載されていたのですが中世山城なんですよ^^
堀切が描かれているのですしっかり郭まであるんです
でも城跡ではなく平安時代の防御集落なんです
発掘の結果、10世紀後半の遺跡であることが判明します
しかも火災の痕跡も確認されたそうです
10世紀に山奥に山城の構造を持つ集落、火災痕、謎めいた遺跡ですね
こんな部分に魅かれまして
来年のGWに行きたいな~と思って調べ始めたんです
そしたら資料、持っていたんです
しかも発掘担当者が執筆した著書でありますΣ(・□・;)
さらにいうと2冊も( ̄ー ̄)
笑っちゃいました
そして掲載される遠景を見て行くのを躊躇しています
比高差300mというのは知っていましたが所在地に問題があります
山城の立地とは違って深い谷に囲まれる奥まった山中の尾根にあるんです
背後には岩手山(標高2000m越え)が見えるじゃありませんか
こりゃ~一人じゃ危ないな~と感じました次第であります^^
地形図みても・・・・キケンかな、富士山の麓みたいな地形図に苦笑いですわ
でも発掘当時の話や考察を読んでいると行きたくなりますわ
遠路、岩手の奥までいって車中泊でこの山登って生還できるのか
残雪の可能性、クマとの遭遇などなどネガティブに・・・
城館を研究するうえで行っときたい場所です
覚悟を決めるどころか一歩二歩後退してしまう写真・・・
この写真と図面との戦いですわ(笑)
本書の内容ですがタイトル通りに北東北の蝦夷についてであります
発掘の成果を交えいろいろ語られています
私は防御性集落の項目しか読んでませんが^^
子飼沢山遺跡、行くことができるのだろうか?
自分でもわかりませんwww
250円で購入してますがどこで買ったか覚えてません^^
奥州・秀衡古道を歩く
相澤史郎
光文社新書
2002年8月 発行
価格 680円
195ページ
北上市を起点に横手市まで延びる秀衡古道といわれる奥羽山脈を越える東西の交通の為に利用された道、秀衡道と呼ばれる古道について書かれた本です
資料的な内容を期待して購入したのですが内容は自分の望んでいるものでなかったため長い間書棚に眠っていました
先日、秋田高速道を通ったことでこの本を読んでみようと思いました^^
錦秋湖辺りの険峻な地形、山肌の露出した鉱山跡の山々の景色はスゴイですね
和賀郡と平鹿郡を結ぶことから平和街道という道が開通したのが昭和初期とのことです
奥羽山脈を突っ切る最短ルートで古代から人の行き来が多かったようです
胆沢から払田柵や秋田城へ向かう役人や兵士、鉱山関係者、猟師、商人、蝦夷などなど様々な人が往来しました
本書では平泉から湯田までの伝承、古道の現状や把握、鉱山について書かれています
中世についての記述に期待していたんですけど和賀氏と小野寺氏の合戦とか
ありませんでした^^
秀衡古道というタイトルですが平安末期の古道についてあまり触れてません^^
読み物としては面白いのですが求めているものではなかったので^^
それでも西和賀、湯田町のついて知ることができました(収穫)
作者は歴史学者ではなく詩歌文学の方なのでタイトルも古道を歩くと書いてありますが
踏査した記録ではなく詩人的に歩く→感じるといったイメージなのでしょう
大型古本屋にて250円で購入
一関市の歴史 上
岩手県市町村地域史シリーズ 11
岩手県文化財愛護協会編
八巻一雄 小野寺啓 共著
平成3年12月 発行
価格 1500円
267ページ
岩手県・・・しばらく行ってないですね
最後に訪れたのが一関市かな
このシリーズは現地の図書館で見た気に入ってました
まさか一関市が入手できるなんて、東京都福生市の大型古書店にて810円で購入っす
上巻は原始~古代~中世~近世初期までを解説しています
ちょうど私のヒットゾーンです^^
ちなみに下巻は売ってませんでした
このシリーズは中世の解説が充実しているのが嬉しいです
ありがちな近世メインの地域史でないのが特徴であります
本書では紫桃正隆さんの図面を引用し中世城館の解説もされています
前九年の役、安倍氏、舞草刀は私が最も興味のある部分です
さらに留守政景さんについて、小野寺氏、黒沢氏、赤荻氏、小岩氏、佐藤氏、舞草氏など市内の地侍について、葛西氏について、骨寺村の在家について
中身が濃いですね^^
毎度のことですが読んでいると行きたくなりますわ^^
次に一関を訪れるときはマニアックな城館探訪と史跡めぐりができそうです
もちろん本書は携帯して旅となります
平泉の世紀 藤原清衡
高橋富雄
清水新書
昭和59年10月 発行
価格 520円
217ページ
奥州藤原氏、藤原秀衡なんていうタイトルの書は結構出版されていそうですが初代・清衡さんが題名となっている書は私は初めて見ました
高橋富雄さんの奥州藤原氏関連の書は数冊所有していますがこのタイトルが決め手となり購入しました(笑)
藤原清衡を中心に前九年の役から頼朝との奥州合戦までの藤原氏について書かれたものです
この手の本は何冊も持っていますがどれを読んでも似たような内容になるのですがいずれも面白いんですよ
そういえばしばらく奥六郡に行ってないな~
仕事の疲れを癒やすには北上川しかないかな(笑)
昭島市の古本屋にて250円で購入
高橋富雄
清水新書
昭和59年10月 発行
価格 520円
217ページ
奥州藤原氏、藤原秀衡なんていうタイトルの書は結構出版されていそうですが初代・清衡さんが題名となっている書は私は初めて見ました
高橋富雄さんの奥州藤原氏関連の書は数冊所有していますがこのタイトルが決め手となり購入しました(笑)
藤原清衡を中心に前九年の役から頼朝との奥州合戦までの藤原氏について書かれたものです
この手の本は何冊も持っていますがどれを読んでも似たような内容になるのですがいずれも面白いんですよ
そういえばしばらく奥六郡に行ってないな~
仕事の疲れを癒やすには北上川しかないかな(笑)
昭島市の古本屋にて250円で購入
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