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城めぐりで参考にしている城郭本・歴史本を紹介するブログです 管理人のコレクション自慢というか散財の記録ともいえます(笑)
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山本勘助とは何者か



江宮隆之 著

祥伝社新書

2006年11月 発行

価格780円

256ページ

今日紹介するのは山本勘助さんが大河ドラマの主人公になり関連書籍がたくさん出版されたときの本ですね
筆者は歴史小説家さんだと思いますが流石と思うのは読みやすい、読みはじめてからすんなり進んで読み切りましたから
で肝心の内容ですが江戸時代に創られた山本勘助の虚像や彼にまつわる伝承を紹介しています
彼は超有名人でありますが実在の人物であることは間違いありませんがその生涯の大部分が不明なのです
もちろん勘助の実像についてもっ書かれてますよ

出生地も静岡県富士宮市、三河牛窪、四国の讃岐などなど
藤林長門に忍術を習ったとか、京流の兵法を学び、塚原卜伝と対決した、大内氏に仕えていたとか
とにかく面白い伝承がたくさん残るのですね
初めて知りました
戦国時代、一人の人間がこれほどの経験をすることが可能なのか?
現実的に考えてしまう私、夢がないですね~(笑)
もしこれが本当ならばスゴイじゃないか~とか思わないのですね
それほど現実離れしているように感じました
読み物としては面白かったですが参考になるような情報は一切ありませんでした

日野市の古本屋にて300円で購入しました

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道灌紀行




尾崎孝

山吹の会

2008年2月 発行

価格 1300円

165ページ

先日、仕事帰りに立ち寄った日野市の大型古本屋さんにて見つけた本です
太田道灌の生涯と史跡について書かれたものです
どちらかというと一般向けではありますが太田道灌について書かれた本が少ないこと、筆者の史跡を訪れた際の記述が面白かったので購入してみました
ちなみに300円でした※値段が一番魅力的だった(笑)
道灌山、江戸城、小机城、石神井城、練馬城、稲付城、糟屋館などなど東京、埼玉、神奈川県の道灌所縁の城館も紹介しています
江戸城を築いたことで勇舞で武将としても有能でありますが私の目からすると人気はイマイチと思えます
長尾景春さんのほうが人気では上回っているのではないでしょう(気のせいか?)
人間としての魅力に欠けるような気がするんですね
だから人気がないのかな~なんて思っています

一般向けと書きましたがとても丁寧にわかりやすく解説されていて読み物としては面白いです


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真田昌幸のすべて




小林計一郎 編

新人物往来社

1999年10月 発行

価格 2800円

226ページ

昨日に引き続き「すべてシリーズ」であります
こちらも秩父のブッ〇オ〇にて100円で購入しました(感謝)
戦国ブームで人気急上昇の真田昌幸さんの「すべて」であります
私が子供の頃からそこそこ人気がありましたが幸村さんの父としてであります
昌幸さんはその父・幸綱(幸隆)さん共にダーク、いやダーティーなイメージがあります
子供の頃はそれが受け入れられなくて好きではなかったのですが大人になり彼らの行動を理解できるようになり今では好きな武将となりました
きっと自分も純粋さを失い心が汚れてしまったのでしょう(笑)

最近、群馬県の沼田や吾妻郡、渋川市などの城館を訪れるようになり真田昌幸さんの活躍を知るにつれ好きになったのであります
残念ながら本書にはその活躍は僅かしか語られていません
というか私にとってあまり必要ない書であります
※城館探訪を趣味とする私には必要性を感じませんでした

吉川弘文館の人物叢書「真田昌幸」を所有してますが私に必要な情報が満載なのです
真田氏に関する書はたくさん出版されており私も何冊か所有していますが本書はそれらに並ぶほどの魅力がありません
コレクターズアイテムとして書棚に飾っておきます(笑)

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武田信玄のすべて




磯貝正義 編

新人物往来社

昭和62年12月 第6版

価格1800円

304ページ

新人物往来社の「すべてシリーズ」は同社の人気シリーズなんでしょうね
多くの人物や一族がとりあげられています
私が子供の頃からあってよく図書館でレンタルして読んでました
当時は値段が高く購入することができませんでした
もっとも現在でもこのシリーズは版を重ねて出版されていますが価格は2800円くらいで買う気がしません(笑)
古本でも1500円くらいの価格設定で購入を見送っています

さて本書は100円で購入しました
あのすべてシリーズが100円でいいんですか?
秩父のブッ〇オ〇さんに感謝

武田信玄のすべては内容が充実しています
上野晴朗さん、坂本徳一さん、清雲俊元さんなど私にとっては馴染みの方々です

信玄の合戦総覧、家臣団、領国経営、戦略・戦術など様々な角度から信玄について書かれています
私がもっとも気に入っているのが信玄さんとは直接関わりありませんが「武田一族と地名について」であります
武田氏の支流は甲府盆地を中心に方々に住み着いたのですね
とても参考になります
山梨の城館へ行った後、調べ物をしたいときに活用させてもらっています

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武田軍記



小林計一郎

朝日文庫

1988年1月 発行

価格 433円

290ページ

新年あけましておめでとうございます
本年もよろしくお願いします

正月といっても、新年更新第一弾だからといって特別なことはしません
普段と変わらず通常営業であります(笑)
武田氏、とくに川中島合戦について多くの著書を持つ小林計一郎さんの「武田軍記」を紹介します
このブログでも著者の本をいくつか紹介していますが読みやすく、わかりやすいので安心して購入できるんですね
25年も前に発行されたものでオリジナルに関しては昭和40年代初期に書かれたものなのです
当時の古戦場や城跡の写真が所々に挿入されていますが時代を感じさせます
研究が進んだ現在でも色あせることなく面白く読むことができます
内容に関しては他の著書と被るのですが文庫本なので持ち運びに便利で私は通勤電車の中で読んでいます
武田氏関連の調べ物をしたいときや甲斐や信濃、遠江、駿河方面に行く計画をたてたいとき本書を書棚から取出します
本でいるうちにどこに行って、ここも行ってなんてプランが浮かんでくるんですね
今まで何度お世話になったことか(感謝)
私にとってテンションをあげるには最適の本であります

所沢市の古本屋にて200円で購入

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