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城めぐりで参考にしている城郭本・歴史本を紹介するブログです 管理人のコレクション自慢というか散財の記録ともいえます(笑)
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kitakatatimei.jpg喜多方地名散歩
佐藤建郎
歴史春秋社
平成18年10月
定価857円

作者の佐藤さんは角川地名辞典福島編、城郭大系福島編を手がけた方で
「地名と歴史のつながりは深い」と仰っております
古くからの地名を大事に残している地域にとってはその通りだと思います
それは語り継がれた歴史や伝承も地名と共に大切にしているからだと思います

本書には喜多方市全域(合併後)と耶麻郡北塩原村の地名と由来が紹介されております
とにかく城館に関する地名や豪族の苗字となった地名や豪族、武将のエピソードにちなんだ地名がそこらじゅうに散らばっているのです

弾正ヶ原、鎧召、備中、馬場、館ノ内、太郎丸などなど、葦名氏(佐原氏)や一族、家臣に関する伝承やエピソードが大部分を占めます

城館に関する記述も豊富で超マイナーな城館伝承のみの城館まで紹介されているのが嬉しいです


この本を会津田島の書店で購入したその日から
本書を参考に喜多方市の再訪を楽しみにしているのですが
なかなか機会がなくて・・・



http://www.geocities.jp/sisin9monryu/fukusima.kitakata.html
城逢人で紹介している喜多方市の城館です

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aizuwakamatu1.jpg会津若松市史3
~会津葦名氏の時代~
歴史編3(中世2)
会津若松市史研究会編集
平成16年3月発行
1000円

いままで全国のいろいろな市町村史を見てきましたが会津若松市史は一味違います
新編なのでしょうがとても親切な編集となっています
古代から近代まで、風土や風習もろもろセットで分厚く高価というのが市町村史というイメージですが
会津若松市は歴史・文化・自然・民族のカテゴリー別に全25巻に細分化して各1000円で販売するという
画期的なものであります
しかも市内の本屋さんどこでも購入できます(発売当初の話です)
おかげ様で葦名氏について詳しく書かれた 中世-2が購入できました

内容は文句のつけようがありません
南北朝の争乱
会津郡守護職について
宝徳・享徳合戦と城館
伊達政宗の侵攻(侵攻という題が良いですね~)
当時の河川や道について
地名と村について
中世の城と館
領主の城と村の館
などなどとても魅力的でしょう?
オールカラーで写真や地図、縄張り図も豊富で1000円でいいんですか?
と思うほど内容が充実しています

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sigiyamajyou.jpg史跡 鴫山城
田島町教育委員会
西ヶ谷恭弘
平成6年発行

南会津の要衝・鴫山城、積みなおされた美しい大門の石垣が魅力的な城ですね
販売されているものではなく田島町で配布している小冊子です
西ヶ谷恭弘氏が解説を担当しております
要害部を含めた縄張り図が掲載されており参考になります
外郭や出城も紹介されてます

妻が田島町の教育委員会で直接入手(強奪)してまいりました

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miharu.jpg三春城と仙道の城
三春町歴史民族資料館
1000円

三春城を訪れたついでに資料館に寄り購入しました
当時はまだ三春町でした
三春城築城500年記念で平成16年に行われた企画展のパンフレットです
企画展のパンフといっても内容は充実しております
町内の城館を中心に仙道の城も縄張り図と古図、解説付きで30城館以上も収録されております
もちろん三春城についても詳しく解説されており1000円は安い買い物でした。
残念ながらすでに売り切れてしまったようですが図書館に行けば見ることも可能でしょう。
三春を訪れる際に是非読んでおきたい一冊です。
というものの私は今だこの本をいかしておりませんが(笑)

主な城は

三春城
熊耳堂館
実沢館
富沢館
御祭館
沼沢館
仁井道館
蛇沢館
大峰館
堤館

木村館
守山城
船引城
大平城などなど

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