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城めぐりで参考にしている城郭本・歴史本を紹介するブログです 管理人のコレクション自慢というか散財の記録ともいえます(笑)
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fukusimanokosennjyou.jpgふくしまの古戦場物語
栃窪浩 山崎義人
小島一男 猪狩正志 著
歴史春秋社
平成21年6月 第二版
価格1524円
270ページ

私がこの本にはじめて読んだのは今から8年ほど前で棚倉町の棚倉城内にある図書館であります
内容がとても面白くて少しだけ読むつもりが長時間読んでしまいました
東京に帰ってからもこの本のことが気になりネットで古書を注文したのですが届いた本はまったく違う本で題名も微妙に違う「ふくしまの古戦場」でした(笑)
この本も内容は面白かったので別の機会に紹介したいと思います
その後、ネットで検索してもHITしなかったので入手を諦めていましたが平成21年、初版(昭和63年)から22年ぶりに第二版が発行されました
同年の夏、出勤途中に台風の影響で電車が止まり時間つぶしにたまたま訪れた都内立川市の本屋さんで見つけて購入しましたがこの時はすごく嬉しかったな~
とても得した気分になりましたよ(笑)

内容ですが古代から幕末まで県内で起きた合戦を地域別に解説しています
私は厚樫山、霊山の攻防や石名坂の合戦などは夢中で読ませてもらいました

がんばろう東北

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nannounobusidann.jpg平泉藤原氏と南奥武士団の成立
歴春ふくしま文庫53
入間田宣夫
歴史春秋社
2007年2月 発行
定価1200円
170ページ

福島県の平安末期の武士から鎌倉初期にかけての武士団について書かれた本です
歴史春秋社さんの本はよく購入させてもらっているのですが充実した内容と詳しい解説がされた本が多いです
しかも購入しやすい値段で売られているのが嬉しいです

県内の武士団はいずれも平泉の藤原氏と関わりがありました
信夫佐藤氏、佐藤庄司、石川氏(大和源氏)、岩城氏、城氏(越後や会津)についての出自と藤原氏との関係など詳しく解説されています

なかでも越後城氏の会津支配と藤原氏の会津侵攻についてはとても興味があったので参考になりました
難しい内容ですが解りやすく丁寧に解説されとても読みやすい文章でした
県内の中世を扱った基礎資料的な存在として今後も繰り返し読み勉強させていただきます

須賀川市の書店で購入しました

がんばろう東北

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fukusimanosiro.jpgふくしまの城
鈴木啓
歴史春秋社
歴春ふくしま文庫57
2002年7月 発行
価格1200円
218ページ

福島県内の代表的な城と県内の城の歴史を解説した書です
私が福島県内の城館をまわりだした頃は城郭大系とこの本を参考にしておりました
掲載数23箇所と少ないものの図面つきで歴史と構造を詳しく、解りやすく解説されております
現在も販売されているようなので県内の城に興味がある方は購入して損はないかと思います



本書に掲載されている城館
福島城
西山城
梁川城
●霊山城
二本松城
小浜城
●守山城
三春城
●宇津峰城
長沼城
白河城
棚倉城
若松城
猪苗代城
鴫山城
久川城
向羽黒山城
●平城
●天神山館
●中村城
●牛越城
●小高城
新地城
※城名は本書に掲載されたまま記載しました
※赤字は管理人が訪れた城館

白河市の城館めぐりをしている最中に立ち寄った書店で購入しました

近頃、福島県内を通過することはあっても城館は訪れていないのでそろそろ訪れたいと思っています。

 

がんばろう東北


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datemasamune2.jpg伊達政宗
~福島ふるさと再見~
永岡慶之助
歴史春秋社
昭和61年11月再版
価格1600円
159ページ

私としては伊達政宗の生涯において彼がもっとも輝いていたのは仙道、会津の攻略をはじめ福島県内で過ごした時代だと思います
本書は政宗の生涯を福島県中心に描き、県内の史跡(城館、古戦場など)の写真がたくさん掲載されています
昭和60年代当時の政宗に関連した城館や古戦場の風景がたくさん掲載されているのが嬉しかったです
私が福島県内の史跡めぐりをはじめた平成2年頃の風景を思い出しました

政宗に滅ぼされた穴沢一族末裔が持つ位牌の話が参考になりました

青梅市内の古本屋チェーン店にて100円で購入しました(笑)

がんばろう東北

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kooriyamanorekisi.jpg郡山の歴史
郡山市 
昭和59年11月 発行
価格 700円
371ページ

福島県の大都市・郡山市の歴史本です
過去に何十回も通り過ぎている街なんですが城館探訪をしたのは数えるほどで訪れた城館も少ないです
いつも会津方面へ行く途中とその帰りなんです(汗)

いつかは本腰を入れて市内の城館や史跡を訪れてみたいと思っていたところ
行きつけの八王子市の古本屋でこの本が売られていました(値段が500円だったので中身も確認しないで購入)


見開きのカラー写真1枚目が伊東肥前さんの鎧であります
素晴らしい~これだけでこの本の中世に対する記述に期待が高まります
そして思っていた以上の内容に大喜びでした
※伊東肥前は夜討川の戦いで伊達政宗の身代わりとなって討死したと伝わります

私が注目した内容は
●人取橋の戦いと郡山合戦
●南北朝の動乱と宇津峰城
●田村庄司と三春田村氏
●笹川御所と稲村御所
●村々と館
●伊東氏と安積郡

残念ながら城館の図面掲載は数箇所に留まっていますが現在は遺構の大半が失われてしまったと思われる大槻城(未訪問です)の昭和9年当時の平面図をはじめ日和田古館、宇津峰城、笹川城の図面が収録されています
それでも伊東氏関連の城館(25箇所)についての記述は参考になります

※その他の時代についてはいまだ読んでいません

http://www.geocities.jp/sisin9monryu/fukusima.nakatoori.html
城逢人で紹介する郡山市の城館です


がんばろう東北

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