城めぐりで参考にしている城郭本・歴史本を紹介するブログです
管理人のコレクション自慢というか散財の記録ともいえます(笑)
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陰徳太平記
原本現代訳(15)
香川正矩 原著
松田修・下房俊一 訳
教育社新書
1980年3月 第1刷
価格 1000円・700円
古本屋・古書店漁りをはじめて10数年になりますが今回紹介するケースは頻繁にあります(笑)陰徳太平記・教育社版の下巻をはじめて入手したのが数年前です
いつものように年数をかけて集めればいいや~的な考えで購入しました
福生市の古本屋にて500円
有名な書なので容易に入手できるだろうと思っていましたがこれがなかなか見つからないのですね
ネットを通じて探せば購入できますがそれでは古本屋めぐりの醍醐味が薄れてしまいます
ここは待つしかないのだと自分に言い聞かせながら本書の気になる部分だけ読んでいました
そして先日、八王子市の古書店で再び下巻にめぐり合いました(笑)
100円で販売されていたので思わず買っちゃいました(笑)
上巻、中巻は見つかりませんね~
セットならば1度だけ尾駅近くの古本屋で見つけたのですが2000円という価格でしたのでパスしました
でも同じように同社で出版されている『太閤記』『信長公記』『甲陽軍鑑』『合武三島流船戦要法』はバラで購入して揃えましたので陰徳太平記も何とかなるでしょう(笑)
正直言うと内容はあまり気にしていないのです(笑)
マニア魂と古本屋漁りマイスターとしての意地であります(笑)
ブログでもいくつか紹介していますが何故か私は『雲陽軍実記』はじめ大内、尼子、毛利関連の書はたくさん所有しているので本書は全巻揃ったら真剣に読みはじめたいと思っています
ちなみに下巻ですが元就さんの死、尼子氏再興からはじまり朝鮮の役で終わります
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三河物語(上・下)
大久保彦左衛門 著
小林賢章 訳
教育社
原本現在訳(11・12)
1980年1月 発行
価格 ともに700円
上巻 203ページ
下巻 205ページ
歴史上で私がもっとも好きでない人物の一人が徳川家康さんですその家康さんに仕えた大久保彦左衛門さんが記した『三河物語』です
松平氏の初代とされる親氏さんから家康さんに至るまでの歴史
家康さんが亡くなるまでの事跡
そして彦左衛門さんのつぶやき(笑)
物語は三部構成となっています
私は家康さんの部分は興味がないのでほとんど読んでいません(笑)
でも歴代当主については少なからず興味があったのでしっかり読ませていただきました
なかでも5代・長親(長忠)さんの項目は面白かったです
三河に攻め寄せた伊勢新九郎さんとの合戦ははじめて知ることで楽しく読ませていただきました
小領主が存亡の危機にたったときの底力は物凄いですね
この本のもっとも面白い部分は彦左衛門さんの『つぶやき』後半部分です
「子供たちよ~よく聞け~」といった感じ愚痴や自慢話がはじまります
知行を取る物取らぬ者という項目などは捻くれ老人の痛烈な皮肉ですよね(笑)
もっと家康様~♪みたいな文章かと思っていましたがそうでもありませんね
あっ肝心な部分を読んでいないのでそう思っただけかもしれません・・・
資料的な価値云々はわかりませんが読み物としては面白かったです
松平氏について興味を持てました
八王子市高尾の古書店にて700円(上下巻セット)で購入しました
南海治乱記
香西成資 原著
伊井春樹 訳
教育社
1981年1月 発行
価格 700円(各巻)
数年前に高熱をだして1週間ほど寝込んだことがありました
その際に読んだのが本書であります
たまたま購入したばかりで枕元に置いてありました
面白そうだったのでベット安静にしているだけではつまらないので朦朧とした頭で半ば夢心地で読んでいました
そのせいなのか話に出てくる戦場の風景が頭に浮かんでは消え・・・南海治乱記の世界に引きずり込まれて(笑)
面白かったです何度か気に入っている内容は読みかえしたりしています
私は東国の人間なので南海治乱記を読んでいてここは疑わしい記述とかこれは誤りだといったことはわかりません
純粋に軍記物語として楽しみました
内容は大まかに分けると4つになります
戦国以前の四国、瀬戸内の戦乱、三好氏の盛衰、長宗我部氏の活躍、秀吉による四国制圧後の話
もっとも気に入っているのが三好氏についてであります
なかなか見どころにある人物がいるのですね
とくに十河存保さんはお気に入りになりましたよ
最後の長宗我部信親を道連れに戸次川で討ち死にする場面はカッコイイのであります
その後、風邪気味になると本書を書棚から引っ張り出し枕元に置いて寝るという習慣がつきました(笑)
青梅市の大型古本屋にて3冊合計900円で購入
香西成資 原著
伊井春樹 訳
教育社
1981年1月 発行
価格 700円(各巻)
数年前に高熱をだして1週間ほど寝込んだことがありました
その際に読んだのが本書であります
たまたま購入したばかりで枕元に置いてありました
面白そうだったのでベット安静にしているだけではつまらないので朦朧とした頭で半ば夢心地で読んでいました
そのせいなのか話に出てくる戦場の風景が頭に浮かんでは消え・・・南海治乱記の世界に引きずり込まれて(笑)
面白かったです何度か気に入っている内容は読みかえしたりしています
私は東国の人間なので南海治乱記を読んでいてここは疑わしい記述とかこれは誤りだといったことはわかりません
純粋に軍記物語として楽しみました
内容は大まかに分けると4つになります
戦国以前の四国、瀬戸内の戦乱、三好氏の盛衰、長宗我部氏の活躍、秀吉による四国制圧後の話
もっとも気に入っているのが三好氏についてであります
なかなか見どころにある人物がいるのですね
とくに十河存保さんはお気に入りになりましたよ
最後の長宗我部信親を道連れに戸次川で討ち死にする場面はカッコイイのであります
その後、風邪気味になると本書を書棚から引っ張り出し枕元に置いて寝るという習慣がつきました(笑)
青梅市の大型古本屋にて3冊合計900円で購入
純友追討記
下向井龍彦 著
山川出版社
2011年11月 発行
価格1800円
199ページ
もっとも興味のある人物の一人、藤原純友さんについて記された「純友追討記」の山川出版さんの『物語の舞台を歩く』シリーズです
純友追討記は800字たらずの短い文章なんです
群書類従 合戦部に収録されている純友追討記は漢文で内容がイマイチ理解できていなかったのです
本書に収録される現代語訳を読みはじめて内容を理解できました(笑)
シリーズの趣旨から少しそれた内容ですが筆者が資料を基に純友について書いたものです
筆者はこれを現代版「純友追討記」と書いています
私の純友さんに対する今までのイメージ(海賊の頭)が変わりました
新たに知る内容が多くとても楽しく読めました
そしていつか四国へ、純友関連の史跡を訪ね歩きたいという思いが強くなりました
心の底から欲しいと思っていた本だったので珍しく新書で購入です
下向井龍彦 著
山川出版社
2011年11月 発行
価格1800円
199ページ
もっとも興味のある人物の一人、藤原純友さんについて記された「純友追討記」の山川出版さんの『物語の舞台を歩く』シリーズです
純友追討記は800字たらずの短い文章なんです
群書類従 合戦部に収録されている純友追討記は漢文で内容がイマイチ理解できていなかったのです
本書に収録される現代語訳を読みはじめて内容を理解できました(笑)
シリーズの趣旨から少しそれた内容ですが筆者が資料を基に純友について書いたものです
筆者はこれを現代版「純友追討記」と書いています
私の純友さんに対する今までのイメージ(海賊の頭)が変わりました
新たに知る内容が多くとても楽しく読めました
そしていつか四国へ、純友関連の史跡を訪ね歩きたいという思いが強くなりました
心の底から欲しいと思っていた本だったので珍しく新書で購入です
義経記
岩波文庫
島津久基 校訂
2005年4月 第7版
価格 800円
361ページ
義経記
物語の舞台を歩く
五味文彦
山川出版社
2005年7月
価格1800円
私は子供の頃から好きな源義経さんの生涯をえがいた「義経記」であります
もっとも子供の頃に読んでいたのは児童向けの義経記で内容も難しくなかったです
本書(岩波文庫)は難しいですね~内容が児童向けの10倍以上は濃いのではないでしょうか(笑)
私の頭脳では読みすすめられません・・・(読みなれていないもので)数
ページ読み解くだけで眠くなってしまいます
ということで参考書として五味文彦さんの義経記を見ながら物語を読み進めています(現在進行形)
というか読んだ気になっていると表現したほうが適切かもしれません(笑)
五味文彦さんの義経記は物語の舞台の写真や地図などが掲載され理解しやすいです
ガイドブックとして使用しることも可能です
関東から東北にかけて義経さん所縁の地や伝承の残る場所をけっこう訪ね歩きましたが本書(2冊)をもって西国の史跡も訪れたいものです
岩波文庫版「義経記」は八王子市の古書店で450円にて購入
五味文彦さんの「義経記」は大型古書店 秩父店で950円にて購入しました
岩波文庫
島津久基 校訂
2005年4月 第7版
価格 800円
361ページ
義経記
物語の舞台を歩く
五味文彦
山川出版社
2005年7月
価格1800円
私は子供の頃から好きな源義経さんの生涯をえがいた「義経記」であります
もっとも子供の頃に読んでいたのは児童向けの義経記で内容も難しくなかったです
本書(岩波文庫)は難しいですね~内容が児童向けの10倍以上は濃いのではないでしょうか(笑)
私の頭脳では読みすすめられません・・・(読みなれていないもので)数
ページ読み解くだけで眠くなってしまいます
ということで参考書として五味文彦さんの義経記を見ながら物語を読み進めています(現在進行形)
というか読んだ気になっていると表現したほうが適切かもしれません(笑)
五味文彦さんの義経記は物語の舞台の写真や地図などが掲載され理解しやすいです
ガイドブックとして使用しることも可能です
関東から東北にかけて義経さん所縁の地や伝承の残る場所をけっこう訪ね歩きましたが本書(2冊)をもって西国の史跡も訪れたいものです
岩波文庫版「義経記」は八王子市の古書店で450円にて購入
五味文彦さんの「義経記」は大型古書店 秩父店で950円にて購入しました
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