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城めぐりで参考にしている城郭本・歴史本を紹介するブログです 管理人のコレクション自慢というか散財の記録ともいえます(笑)
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iwadeyama.jpg岩出山大観
岩出山町史文書資料第一集
岩出山町 発行
平成11年3月 発行
価格 不明
57ページ

明治44年9月に郷土誌家・桜井順蔵さんが発行した岩出山大観(一名玉造郡史)の復刻版であります
当時の価格は50銭でした
平成11年に復刻版として町で刊行したものですが現在は販売されていないようです

旧・岩出山町の歴史、風土、史跡名所、産業、人物などが紹介され町の歴史と明治時代の町の様子を知ることができます

史跡では一栗館高井照直の墓が紹介されているのですよ
現在は岩出山城、有備館、凍豆腐、水饅頭、いろは食堂で有名ですね

付録で岩出山城の明治43年頃の平面図がついています

旧・古川市の大型古書店で100円(驚き)で購入しました

がんばろう東北

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houjyouheiya.jpg豊饒平野
~戦国時代の大崎一族~
伊藤卓二
豊饒平野刊行会 発行
昭和59年4月
価格1800円
396ページ

室町期に大崎地方へ移封され探題として大きな繁栄を遂げた大崎氏の戦国時代の当主・義隆、義直の活躍とその滅亡までが描かれています
葛西氏との泥沼の抗争伊達氏の侵攻に対する防戦、葛西・大崎一揆とその顛末などなど大崎平野の戦国時代がまるごと詰め込まれています
その真偽が疑われる事柄もありますが物語はとても面白く楽しめました
膨大な資料や文献をもとに書かれた本で城館や一族、家臣なども詳しい記述がたくさんあって参考になります


旧・古川市の古本チェーン店で950円で購入しました

がんばろう東北

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senndairyounai.jpg仙台領内古城・館 第三巻
紫桃正隆 著
宝文堂出版 発行
昭和48年11月発行
定価7000円
669ページ
限定1000部

古書として高値で売られている仙台領内古城・館の第三巻です
私が所有する歴史本で一番高価な本であります

現在の宮城県大崎市、仙台市泉区、多賀城市、塩釜市、加美郡、黒川郡、遠田郡、宮城郡と県の中央から西部にかけての城館が301箇所収録されています
この方面の城館探訪に力を入れている私としてはこの本は必要不可欠であります
もちろん情報が古く、執筆された当時と状況が変わってしまった城館も多々ありますがそれはそれで貴重な記録となります

宮城県の文化財保護科で公開している遺跡地図で場所を特定してこの本をもとに現地を歩くというのが私の城歩きのパターンでしたが最近は各自治体で発行している市町村史仙台市HP内の「泉の古城浪漫」なども参考にするようなり以前に増して城館探訪が充実してきました

私は三巻のみ所有しております
数年前にネットオークションで落札しましたが値段は大2枚以上でした・・・
同時に一巻、二巻も売りに出されていましたがさすがに手が出せませんでした
いつの日か全四巻揃えたいと思っていますがたぶん無理でしょう(笑)

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furukawasisi.jpg古川市史 第1巻
大崎市・古川市史編纂委員会
平成20年12月発行
定価3000円
限定300部


平成18年に1市6町と合併した大崎市の中心都市、古川市の新編市史です
「通史1」では古代から近代までの歴史を紹介してておりますが
やっぱり気になるのは中世ですね
大崎市の名前の由来になった大崎氏についてしっかり、詳しく説明されています
大崎氏入封以前の河内四頭一揆の構成員、特に渋谷氏についても詳しいです

そして城ですが旧・古川市内の遺構の残る城館については縄張り図付きで多数紹介しています
私が気になっているのは大崎氏初期の城「小野御所」と周辺の城館群であります
正直、市史を見るまでその存在すら知りませんでした

古川市といえば名生城ですがこちらも詳細に説明がされています
大崎氏の拠点を転々としていますがその理由についての考察は参考になります

●名生城
●小野城
●新井田城
●沢田館
●新堀館
●清水側館
●古川城
●雨生沢館
●兵庫館
●明神館
●川熊館
など市内の城館を多数掲載

余談ですが同じく大崎市に合併した岩出山町の新編町史もオススメです
私は中世城館の項目のみ複写を所有しておりますが
町内には技巧的な陣城遺構が多数所在するとの記述に涎がでました(笑)

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toyomamonogatari.jpg登米物語
文 芳賀明夫
絵 大澤和泉
2007年4月 発行
定価500円

最近、JRのPRポスター、B級グルメなどで観光地として脚光を浴び始めた登米の
簡単な歴史と昔話、観光名所を紹介する小冊子です
先日訪れた寺池城跡に建てられた懐古館(資料館)で自分用のお土産として購入しました

第1章では昔話をかわいらしい挿絵を使い紹介しています
第2章では歴史です
内容は登米という地名の由来からはじまり、芭蕉の訪れた「といま」について
古代から近代にかけての歴史を紹介します

登米の葛西氏」、「中世の登米の概念図」は参考になりました
とくに旧北上川の流路と中世の遊水地(湿地帯)と城館の所在地が記載された概念図
一見の価値ありです

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