城めぐりで参考にしている城郭本・歴史本を紹介するブログです
管理人のコレクション自慢というか散財の記録ともいえます(笑)
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木曽義仲
日本の武将6
下出積興
人物往来社
昭和41年3月 発行
価格 480円
267ページ
木曽義仲さんは好きな武将でありますしかし資料って持ってなかったんです
以前から適当な資料が欲しいな~と思っていたんです
ネットで検索してHITしたのがコレです^^
送料込みで357円でございます\(^o^)/
日本の武将シリーズは3冊目となります
佐竹義重シリーズ59が当りだったので期待していました
しかし・・・筆者によりバラツキがあるのですね^^
今回のは期待外れでした
義仲さんの生涯はしっかり解説されています
何を知りたいというのはなかったんですが新たな発見を求めていたので・・・
木曽時代のこと、横田河原の合戦までのことも知りたかったな~
とはいえダメじゃありません
期待が大きすぎただけですww
義仲さんを知るうえで自身の資料の中では最適であります
有名な人物である程度人気もあるはずなんですが研究書が少ないみたいですね
私から見ればメチャクチャ魅力ある人物なんでそのうち出版されることを期待しています
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源頼政
多賀宗隼 著
吉川弘文館人物叢書
昭和48年2月 発行
価格 不明
149ページ
もう一つの源氏であります嫡流の義朝さんとは毛色が違いますね
弓の名手、歌人とうイメージで無骨な感じはしませんね
行儀の良い源氏でありますww
以仁王を担いで源氏の旗頭として平家討伐に立ち上がったのか
その逆で以仁王に持ち上げられて立ち上がったのか
昇進もして昇殿も許され満ち足りた生活、晩年を送るはずがあのタイミングで挙兵を
謎ですね
だって一族郎党の命運がかかっているんですよ
平家の風下で満足していた男が・・・?
やはり源家の血が騒いだのか
古い本ですが頼政さんに関する資料として何度か読みました
渡辺党との関係、父の赴任に伴い下総へ下向したこと、所領について
参考になりました
八王子市の古書店にて120円で購入しました
表紙がないので定価は不明です
源頼朝
永原慶二
岩波新書(特装版)
1995年4月 発行
価格 1600円
211ページ
最も人気のない歴史上人物の上位と思われる人物の一人、源頼朝さんであります
私も嫌いな人物の一人でありましたがここ数年のことですが見直しています
いろんな資料を読んでいてこの人の凄さがわかるようになりました
直接的にも間接的にも理解できてきました
義経に対する仕打ちにはガッカリという人も多いでしょう
でもそうまでしなければならない理由があったのです
むしろ義経さんに非があるように思えてきました
本書もたまたま108円で入手したことで読んでみてなるほどと思いました
一つの物事に対する表面ではなく裏までわかるようになってきたので楽しく読めました
もっとも近年の研究成果を読んでいるから楽しめるのでしょうが^^
恩義と恨みを決して忘れない人物ですね
比企尼、寒川尼など恩人に対しての対応、長田氏に対する恨みなどなど
乳母子を大切にし、兄弟にも愛情をもって接していますが厳しくもあります
それは人の上にたつ人間として求められることですね
昔ならば普通の頼朝本という評価なんですがこの時代、頼朝をとりまく人間に対して勉強したことで本書の素晴らしさもわかりました^^
義経の時代100人
関幸彦 監修
河出文庫
2005年1月 発行
価格 720円
221ページ
義経の時代100人、関幸彦さんが監修ということで迷わず買いました理由はこの時代の人物についていろいろ調べるのに人名辞書的な本がほしかったのです
最近は物忘れがひどくてちょっとしたことが思い出せなくて^^
そんな時にこういった本があると便利なんです^^
PCデスクから手の届く本棚に置いてあります
この時代の人物を100人だけ掲載するというのは難しいですね
選考基準は記されていませんでしたがなかなかマニアックですよ
由利八郎、小山朝政、金売吉次、城助職、新田義重などなど収録されています^^
一番うれしいのは100人中1番目に紹介されるのが上総広常さんなんですよ~
何故だろう?
執筆を担当されている方々も有名人なので短い文章ですがわかりやすくマニアックに人物を紹介しています
日野市の大型古書店にて350円で購入しました
源頼政と木曽義仲
「勝者になれなかった源氏」
永井晋
中公新書
2015年8月 発行
価格 760円
210ページ
永井晋さんの新しい著書ですタイトルから購入を見送っていたのですが結局買いました^^
※所有している著書と内容が被っている可能性が高い為
結果、買ってよかったです 東松山市の大型古本屋にて560円で購入
年末から年始、今現在までずっと読んでいます
2回読んで3回目に突入です^^
すでに付箋やメモをしまくりですよ
いろいろな情報を抜き出しています
やっぱり頼政さんといえば家人の下河辺さんについて知りたいのですが今回はサラッと流されてます^^
でも新たに気になる人物として頼政さんの甥・深栖頼重さんであります
下河辺庄、高野に居館を構えた人物で源義経さんが奥州へ行く際に自身の従者に紛れて連れ出した人物であります
高野の渡し近辺に居館があったと思いますが何処なんだろ?
これは今年の調査課題です^^
木曽義仲さんの項目では横田河原の合戦において城氏について活躍した笠原頼直さん、富部家俊さんの魅力を再認識するきっかけをいただきました^^
頼政さん、義仲さんともに源氏の棟梁になるには足りないものがあったようです
頼政さんは高齢すぎたこと果断な決断力に欠けること保守的すぎるのですね
義仲さんは政治能力の欠如ですね
後白河院に弓矢を向けちゃいけませんぜ^^
しかし足りないものがあるために両者は魅力的なのです
頼朝さんに魅力を感じないのは完璧すぎるからです
偉大な政治家でこれといった欠点もないのでつまらんですわ^^
この本を読んで感想は後白河院のすごさですね
怪物と呼ぶに相応しい人ですわ
私の研究対象にはなりませんがこの時代を深く知るには避けて通れないので一度勉強してみようと思いました^^
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