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城めぐりで参考にしている城郭本・歴史本を紹介するブログです 管理人のコレクション自慢というか散財の記録ともいえます(笑)
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kanagawanosiro.JPG神奈川の城(上・下巻)
朝日新聞横浜支局
西ヶ谷恭弘 文
昭和47年10月 上巻発行
昭和48年3月 下巻発行
価格 各700円
各巻 254ページ


城館探訪初期に参考とした本です
城郭大系の神奈川県編も所有しているのですがどうもあの文章が気に入らないんですね
こちらのほうが見やすく読みやすく好感がもてます
でも情報が古すぎて参考にならない箇所もあります
藤沢市に住んでいる頃は本書を眺めながら今週はどこに行こうかな~♪
なんて考えていたことを思い出します
そして表紙にもなっている小田原城ですが小6ではじめて訪れた時のことも思い出します

県内の城館を70箇所以上を収録し一部は図面と写真付で解説されています

八王子市の古書店で上下巻セットで1500円で購入
 

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kanagawanoiseki.JPGかながわの遺跡めぐり
神奈川考古学会 編集
多摩川新聞社 
1999年8月 発行
価格 2000円
261ページ


私としては他県に比べ神奈川は城館を含めた史跡にあまり魅力を感じていません
湘南に住んでいた頃は県内の城館をまわったものですが現在では・・・・
何故かというと参考とするべき資料があまりないからだと思います
城館遺構の有無はあまり関係なくて私好みの資料があれば頻繁に訪れたりもするのですが・・・
それでも平塚市や秦野市に関しては好みの資料があって少なからず魅力を感じてもいますが・・・

本書は県内の遺跡の発掘調査の成果と史跡としての魅力を紹介するものです
収録される中世の遺跡は河村城(山北町)、小田原城、宮ケ瀬遺跡群、鎌倉の永福寺のみなんですね
でも河村城の項を立ち読みしていて「以外と詳しいし、面白いじゃない」ということで購入しました
もっとも値段は100円なので迷うこともありませんでしたが(笑)
清川村の宮ケ瀬遺跡群についての項も面白かったです
井上某、矢口氏の居館といわれる堀で囲まれた大規模な屋敷跡の発掘成果は参考になりました


興味のある項目は僅かでしたがこのような資料や本がたくさんあれば神奈川の城館も楽しめるのにな~
と感じさせる一冊でした

大型古書店・青梅店で購入




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nisisagami.JPG西さがみ庶民史録第24号
西さがみ庶民史録の会
1990年6月 発行
価格740円
48ページ


特集「戊辰箱根戦役と小田原藩」というタイトルに惹かれて購入しました(300円)
勘のいい方ならこのタイトルから「伊庭八郎」を想像するのではないでしょうか
私もその口でして伊庭の古天狗こと伊庭八郎さんは好きな人物です
彼が遊撃隊の隊長として戦った山崎の戦いについて書かれた記事をじっくり読みたくて購入しました
戦に敗れ敗走する遊撃隊の悲劇についてもこの冊子ではじめて知りました
若いころ、山崎の古戦場といわれる辺りを訪れたことがあります
伊庭さんが小田原藩士と一騎打ちになり左腕を切られたとされる場所や古戦場の風景を思い出しながら読むことができました

この冊子は小田原市を中心とした西相模地区の書店で売られていたようです
バックナンバーを見ると相模武士や城について書かれたものも発売されていたようでそちらも欲しくなり購入した大型古書店・茅ヶ崎店内の歴史コーナーを何度も見まわしました(笑)

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kamakura2.JPG鎌倉
渡辺保
至文堂 日本歴史新書
昭和37年1月
価格 350円
217ページ


鎌倉幕府成立以前から鎌倉幕府滅亡までの歴史と史跡を紹介した書です
鎌倉について書かれた書はたくさんありますが幕府が開かれる前について書かれた本は湯山学さんの本以外ではあまり見かけません
この本は私の望んでいた頼義さん、義家さん、義朝さん時代の鎌倉について知ることができました
わずか数ページではありますがこれはありがたいです
もちろんこれだけが購入動機ではありません
本書では鎌倉の史跡も紹介していますがこれがマニアックなんです

吾妻鏡など史料の記述から名の通った御家人の屋敷地や武将の屋敷地を抜出て紹介しています
誰々の屋敷はアソコでココは誰々の屋敷だったけど後に違う人の屋敷になりましたなんて目の眩むような大変な作業をされた末にまとめたものなのでしょう(場所の記述はありません)
皆様、少弐景頼、工藤行光、村上義国、小早川茂平、加治、阿野など諸氏の宅に興味ありますか~
私あります(笑)

私も吾妻鏡(岩波文庫版)をもっていますが決して真似できないです
というか読み解くのさえ苦労しているので論外ですな(笑)

そういえば辻堂に住んでいる頃、暇さえあれば鎌倉の史跡巡りをしていましたが納得できないことがありました
それは千葉常胤さんの屋敷跡に石碑がないことです
ガイドブックなどにも記載されているので訪れた方はいるはずです
そして???どこ?と感じたはずです

他にも墓所、寺院、神社、寺院跡、井戸、橋など紹介していますがこれもマニアックですわ~

私にとってかなり大切な本であります

国分寺駅前の古書店で350円(定価の同じ値段)にて購入

 

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hadanorekisi.JPG波多野氏物語絵詞
秦野市教育委員会
平成17年11月 発行
価格 400円
37ページ


こちらも『桜土手古墳展示館』にて購入しました
近年の発掘調査で東田原の実朝御首塚の北西から西側にかけて武士の居館跡の遺構が見つかりましたが本書では波多野氏居館である可能性が非常に高いとして紹介しています
波多野氏の起こりから活躍、そして東田原中丸遺跡の発掘成果などが掲載されています
さらにこの場所を歴史公園として市民の方々にひろく親しまれる施設の建設計画なども発表しています
当初は購入予定ではなかったのですが内容の面白さにつられて買ってしまいました
値段が安いこともありますが波多野氏に興味がある方は購入して損はしないでしょう
ちなみに展示館では秦野市史が600円で売られています
割引価格ですがこれほど安く販売されている市史ははじめてみました
とりあえず購入は見送りましたが次回、秦野市を訪れたら買っちゃうんだろうな~(笑)

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