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千葉地名の由来を歩く
谷川彰英
ベスト新書
2016年10月 発行
価格 852円
297ページ
私の大好きな谷川さんの地名の著書です
ここ数年、千葉県へ頻繁に通う私です
目的は城跡を見てまわることですが地名には物凄く興味あります
千葉県は面白い地名が多いと思います
だから由来について書かれた本が出版されていることは嬉しいです
古本屋で偶然見つけました ¥250
自宅でさっそく読んでみましたが・・・
思っていた内容と違いました^^
千葉市、浦安市、船橋市といったメジャーな都市の歴史と地名を簡単に書き記したものです
地名本というより史跡探訪の奨め的な書です
大谷流、六実、文違、月見里とか楽しい地名がたくさんあるのに残念
そういうのを紹介している本だと思っていたのに(`艸´;)
私向けではありませんでした
千葉の歴史に興味を持ち始めた人向けでしょうか
知っていることや興味が薄いことが書かれていてwww
毎年、暑くなるこの時期になぜか地名に関しての本をたくさん読むのです
趣味である城館探訪が一段落する季節なので調査を兼ねて調べるのが癖になったみたいです
多少なりとも知識は吸収できたのでアリですかね^^
新編戦国房総の名族
大衆文学研究会千葉支局編
昭和国書出版会
1982年8月 発行
価格 1500円
274ページ
最近購入した本です南米の密林にて購入しました 537円送料別
房総の領主に関する本が欲しいと思っていたので買いました
編著が大衆文学研究会というのが気になっていました
内容はやっぱり、求めている者とは違いました
それでも掲載される房総の領主たちはマニアックで読み物としては面白かったです
資料としては使用できないものの千葉県行って中世を感じて~という気分になります
テンションのあがる書籍です
●高城氏
●東氏
●里見氏
●堀田氏
●真里谷武田氏
●庁南武田氏
●上総氏
●千葉氏
●円城寺氏
●正木氏
●酒井氏
●大須賀氏
●土岐氏
●小弓公方
●木内氏
●三浦氏
●山室氏
なかなかマニアックなラインナップですね\(^o^)/
まあ堀田氏と上総氏は戦国に当てはまりませんがそこはご愛敬ということでww
個人的には土気・東金の酒井氏、木内氏、東氏、大須賀氏、山室氏について面白かったと思います
近頃はこの手の郷土本の出版が少なくなっていうように思えます
研究書とは違い気軽に読めるし伝承なんかも積極的に紹介されていて楽しめます
ただし本書の中には東国戦記実録を参考に書かれたものもあります
そこを踏まえて読まない( ̄ー ̄)
飯岡助五郎正伝
伊藤實
崙書房
1995年7月 発行
価格 2060円
365ページ
幕末期の利根川流域(主に下流域)の任侠について、天保水滸伝のメインキャストの一人飯岡助五郎さんについて書かれた本です
数年前から千葉県の利根川河口域の城館を訪れるようになりました
東庄町あたりでは「天保水滸伝ゆかりの・・・」みないな案内板を見かけて気になっていました
本家の水滸伝好きの私ですからこの文字に敏感に反応します^^
笹川繁蔵さん関連の史跡は訪れたことがありますが飯岡助五郎さんについてはありません
なんか話を読んでいるとイメージが良くなくてね^^
そんな負のイメージを払拭させるべく本書が書かれたのであります
実像はどうだったのか?
それほど興味のある人物ではありませんでしたが読んでいて面白かったです
幕末期の海上郡の様子や大原幽学さんについてなど知ることができました
錦絵というのですかね侠客36人が描かれ各々の解説がされる「近世義侠伝」が見ていて楽しいです
エグイ、グロい表現もありますが時代を反映している画だな~と思いました
飯岡助五郎
笹川繁蔵
荒生留吉
風窓半次
洲崎政吉
堤緒伊之助
神楽獅子大八
荒町勘太
御下利七
霧島松五郎
鰐の甚助
垣根虎蔵
矢切庄太
地潜又蔵
長指権次
羅漢竹蔵
生首六蔵
波切重三郎
滑方紋弥
蛇柳松五郎
生魚の長次郎
木隠霧太郎
藤井数馬
勇天仇吉
清滝佐吉
猿の伝次
栗柄才助
斑の丑蔵
夏目新助
羽計勇吉
名垂岩松
平手造酒
稲舟万吉
水島破門
水島宇衛門
勢力富五郎
侠客という言葉が好きになれませんでしたが読んでみて少しイメージが変わりました
彼らの地域社会に対する貢献や郷土愛を知ったことが理由です
この本で大原幽学さんについて知り長部村の住居を訪れるきっかけにもなりました
大型古本チェーン店にて200円で購入しました
良い買い物でした\(^o^)/
干潟町の文化財
干潟町教育委員会
昭和55年3月 発行
平成3年5月 改訂版発行
無料配布
52ページ
先日訪れた旭市の大原幽学記念館にてGETしてきた干潟町の文化財です
事前にHPにて刊行物を調べた際に無料で配布していることを知り( ̄ー ̄)ニヤリ
これは是が非でも入手しておきたいww
ということでこの日の予定は大原幽学記念館と史跡公園がメインに周辺の城館を訪れることになりました(^O^)
実はこの史跡公園は長部城という中世城館跡にもなるので2度3度美味しい場所なんです♪
干潟町史の中世部分は所有していて旧町内の城館解説も詳しいのですがコチラにも城館解説があります\(^o^)/
町内の史跡
古墳、神社、板碑などなど
城館は巻末に図面付きで紹介しています
●長部城
●諸徳寺城
●桜井城
●鏑木城
●椎木台城
●高根城
解説文は短いですが分布地図もあるのでガイドとして役立ちますよ
個人的に板碑が紹介されていることが嬉しいです
過去2回もスルーしている鏑木城周辺の板碑のある寺院についての情報はありがたいです
次回は必ず訪れて神々しい姿を拝見します(`・ω・´)ゞ
船橋地誌
夏見潟を巡って
長谷川芳夫
崙書房出版
2015年10月 発行
価格 1800円
240ページ
船橋市、人口60万を超える大都市です
私はこの街には特別な思いでと思い入れがあります
我家では幼少時より年末年始は大叔母の家で過ごすことが恒例行事でした
長い時間電車に揺られ見慣れない大都会の風景を楽しみでした
小学高学年になると夏休みも一人で訪れて長期間滞在していました
高校を卒業するまでずっと続きました
夏休みの宿題もお年玉の思い出も全部この街にあったのです
船橋駅からバスに乗ると田園風景が見えてきます
でも地方の田舎それとは違い殺風景に見えました
本書を読んで殺風景に見えた景色の理由を知りました
その景色はかつて夏見潟と呼ばれた場所なのです
だから田圃の中に集落や古い地割や石仏などなくて違和感を感じていたんでしょうね
地形から船橋市の夏見潟を考察し周辺の台地上の遺跡や史跡についていろいろと書かれています
私の好きな中世については千軒集落と鎌倉道、古戦場について記されています
夏見潟を避けるように通る鎌倉道の存在には興味深いです
道沿いに所在した集落や城館跡について考察するに欠かせない存在ですね
いくつかの城館あとについても地名、地形から簡単に考察がされています
夏見潟の干拓について
海老川河口集落について
東金街道について
船橋浦の漁場について
思い入れがあるから楽しく読めました
初めて知ることも多いのに懐かしく感じる不思議な感覚
今も発展を続けるこの街は大きな道路が通り高い建物が至る所に立ちます
渋滞も酷く市内の移動も大変です
でも未だに夏見潟跡には田圃の風景が残っています
私が遊んだ海老川沿いの田圃や台地上に神社は今も残っています
思い出の街、本書を片手にノンビリと歩いてみたいものです
高根台にある大型古本屋にて960円で購入しました
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