城めぐりで参考にしている城郭本・歴史本を紹介するブログです
管理人のコレクション自慢というか散財の記録ともいえます(笑)
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災害・崩壊・津波・地名解
地名に秘められた伝言
太宰幸子
彩流社
2013年3月11日
1200円
118ページ
先日、宮城へ行った際に大型古本屋にて購入しました
地名研究家の太宰さん(宮城県在住)の著書です
前日にも太宰さんの著書を購入しました
寝しなに読んでいて面白いな~読みやすいな~と思っていたので売られているのを見た瞬間に即買いですわ( ̄ー ̄)ニヤリ
震災から2年後に発売されました
筆者の強い意志の表れですね
津波に関する地名、多いですね
昔から人々は津波の記憶を地名として残してきたのですね
このメッセージを上手く活かすことができれば・・・そう思うと残念です
宮城県は湖沼や河川沿いの低湿地が多い場所です
水害に関する地名もたくさんあります
私自身、この地名もなんだ~と驚くばかりです
低湿地帯にある中世城館跡や史跡を見て歩くことが趣味の私です
低湿地の地名を知ることは趣味を楽しむために大切な作業です
とても参考になりました
関東と共通する地名、東北独自なのかな?低湿地の地名勉強になります
治水がなされ現代の技術で様々な災害対策が各地で行われています
しかし地名の意味を知ることで安心することなくどこかで意識しながら生活を心掛けたいです
祖先が残してくれた大事なメッセージです
沼地を埋め立て造成した宅地だからってオシャレな地名に変えたりしないで昔から伝わる地名を大切にしましょうよ
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みやぎ地名の旅
太宰幸子
河北選書
河北新報出版センター
2011年2月 発行
価格 800円
211ページ
先日宮城県へ行った際に購入してきました
地名本であります
珍地名や地形に由来する地名、歴史的地名から合成地名まで幅広く紹介しています
わかりやすく楽しい本です
2日ほどで読み切りました
そして参考資料として末永く活用させていただくことになりそうです
とても参考になりました
城館探訪を趣味とする私はヤッパリ城館地名が興味あります
宮城県では他所と少し違い要害や竹の花という地名は地形に由来すると解釈されています
たしかに宮城県では要害なのに、竹の花なのに城館が所在した形跡が無い場所があります
これを読んで納得です
要害地名は山口恵一郎さんの著書で大崎市の要害を実例に解説していたので知っていましたが
本書を読んで納得しました
自然堤防を示す地名なんですね
低湿地の多かった宮城県ならではの地名といえそうです
もちろん要害地名がすべてが城館が無かった
ということではありません
近世の仙台藩の要害、これは地名にもなっている場所もあるでしょう
自然堤防上に城館を構えることは当たり前でしょう
地名の由来というのは読んでいて楽しいです
地形や地質を表すものは特に興味ありますわ
アイヌ語地名も面白い
とにかく理解しやすい内容です
宮城県の地名に興味のある方は是非どうぞ~
地名を楽しむための第一歩として相応しい一冊です
イグネのある村へ
仙台平野における近世村落の成立
よみがえるふるさとの歴史3
仙台市若林区
菅野正道
蕃山房 発行
2014年9月
価格 800円
86ページ
2冊目の菅野正道さんの著書です
今回はタイトルに『イグネ』サブタイトルに仙台平野の近世村落の成立となっています
迷わずポチリました
南米密林にて購入です
Tポイントなので実質0円なんですけど^^
2016年の夏、岩手の胆沢平野の散居村にてイグネを体験して以来ずっと興味を持ち続けていました
屋敷林と水堀、一部で土塁を備えた農家なんですがその起源は中世武士の居館であることも珍しくないのです
仙台平野ではどうなんだろうか?
購入してから届くまで待ち遠しい~日々でしたww
読み始めてから楽しい日々が続きましたww
近世村落の成立というタイトルで察することができますが中世について多くのページを割いて解説されています
仙台市若林区は六郷、七郷という粟野氏、国分氏の領地でした
両氏の城館について、粟野氏の沖野城は詳しく紹介されています
粟野氏についても詳しく解説されています
名前くらいしか知らなかったのでとても勉強になりました
名取川、広瀬川の旧流路について
寺院について浄土真宗の寺が多い地域ですのでその解説
農民の移住について、武士から帰農した人々について
という中世から近世初期の仙台平野の歴史を解説して最終章でイグネについて解説
とても屋敷林の樹木の内容、敷地の形態や生活などなど知りたいことがたくさん書かれていて大満足です
イグネに住む、農民は四季を身近に感じる常に自然に触れることができます
現代人が理想とする豊かなライフスタイルの一つではないでしょうか
イグネのある屋敷で暮らすことに憧れます
実際は厳しい生活なのかもしれませんがイグネの魅力を文面から大いに感じ取ることができました
政宗をめぐる十人の女
紫桃正隆 著
仙台宝文堂
1994年10月 発行
価格1000円
244ページ
伊達氏の婚姻について、近頃興味を持っています
伊達稙宗さんの近隣領主との婚姻政策に最も興味あります
天分の乱について書かれた書にはこのことが書かれております
曾孫の政宗さんはどうだったのか?
そんな興味の答えを求めて本書を購入してみました
南米の密林地帯にて購入しました58円+送料と格安でした^^
内容ですが政宗をめぐる十人の女性の中に正妻・愛姫が含まれていません
庶長子を生んだ猫御前も含まれていません
というか妻に関しては収録されていません
香の前さんが唯一収録されていますが側室とは違うような気がしますね
母・義姫さん、片倉小十郎さんの姉・喜多子、政宗の長女・五郎八姫、最上義光の娘・駒姫
長江月鑑齋さんの妻・葛西貞仙尼、真田信繁の娘・阿梅などなど
政宗をめぐるに当てはまらない人物もいるような^^
関わりが薄い人物が多いですww
タイトルは強引です
とはいえ読み物としてはかなり楽しめました
期待していた政宗の須賀川城に籠城した叔母なんか収録して欲しかったな~
しかしそこは紫桃さんです宮城県が中心なのであります
山形県の最上氏も扱っていますが宮城を中心に活動されていたので納得できる人選なのかな
タイトルとは無関係の話も収録されています
仙台藩の名物男達という章では齋藤外記について深く知ることができました
独眼竜政宗の史話という章では晩年の政宗さんについて知ることができました
諸国人物志という章では宮城県の中世について解説しています
思わぬ収穫というか紫桃さんの著書ではよくあることなので^^
嬉しいサプライズ、プチサプライズですかね
政宗マニアの方ならば楽しめると思いますよ
躍動する東北「海道」武士団
鎌倉・南北朝時代の興亡
七海雅人
蕃山房 発行
本の森 発売所
2015年8月
価格 800円
73ページ
昨年の夏に訪れた宮城県南~福島県浜通りの鎌倉末期から南北朝期にかけての歴史について書かれた本です
マニアックですねwww
このような本が出版されているとはΣ(・□・;)
しかもネットで買えちゃうなんて嬉しいですわ
福島県史 通史編や亘理町史、山元町史、相馬市史では足りないと思っていた箇所なので本当に
心の底から嬉しい買い物なんです\(^o^)/
夢中で読んでいます
相馬氏、亘理氏、標葉氏のお話ですわよwww
この地方に進出した白河結城氏の話もあります
北畠顕家や広橋さんのお話もあります
阿武隈川水運と板碑のお話
鎌倉期、北条氏の領地のお話 新開氏について
小高城、熊野堂城の合戦
ブックレットなのでページ数少ないですが充実した内容\(^o^)/
亘理郡~宇多郡~行方郡~標葉郡の鎌倉末期、南北朝期に興味のある方におススメwww
ソコに興味ある方は世にどのくらいいるんだろうか?
コレを読んでやっぱり行きたくなった相馬へ
南相馬の高平地区の板碑群は絶対に行っときたい場所だな~
大悲山氏や増尾氏といった相馬庶流についても勉強しないといかんな~
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