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城めぐりで参考にしている城郭本・歴史本を紹介するブログです 管理人のコレクション自慢というか散財の記録ともいえます(笑)
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葛西氏とその時代

地域の歴史を求めて




葛飾区郷土と天文の博物館地域史フォーラム

崙書房

1997年12月 発行

価格 1600円

266ページ

昨年末に「葛西城とその周辺」と一緒に購入しました
ネットで購入しましたが290円でした格安ですね
そして昨日も書きましたが今年のテーマの一つに葛西氏にするきっかけとなった本であります

葛西清重、実はあまり知らないのです
名前は知っていますがどのような人物で源頼朝との関係やどのくらい領地をもっていたのかなどなど
知らないことだらけでした
戦国期、陸奥の葛西氏については宮城県・岩手県南で集めた資料があるのである程度はわかりますがその先祖である清重さんについては・・・^^
この際なので勉強しました
といってもまだ途中なんですけど
秩父平氏の中では毛色が少し違うな~というのが第一印象であります
猛々しさが感じられませんが知的という感じもありません
誠実という言葉がいちばんしっくりくる人物ですね
本署は清重さんについて書かれているだけではなく鎌倉期の葛西氏、その領地支配、領地を接する千葉氏との関係についても開設されていて勉強になりました
清重の館跡といわれるのは葛飾区の西光寺ですが実は2つあるそうなんです
どちらも館跡ともいわれますがどうなんでしょう
そのことについての考察は面白かったな~
夏、葛西城と一緒に訪れます
楽しみです
それまで本書を読み込んでもっと勉強しますよ^^

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葛西城とその周辺

地域の歴史を求めて



葛飾区郷土と天文の博物館 編集

たけしま出版

2001年5月

価格1500円

255ページ

昨年末、ネットで購入した本です
私は今年の城館探訪というか研究のテーマを葛西氏(東国)にしたのですが本書を読んだ影響が強いです
もともと大河川下流あたる葛西城や葛西氏の領地は低湿地帯という私がここ数年研究している事なので遅かれ早かれ行くことは決まっていたんです
本書を読んで葛西城とその周辺の歴史に興味が高まりました
葛西城・・・遺構なんて残ってないだろうけどそこには濃密な歴史が土の下に埋まっているんですよ^^
葛西氏というより管領上杉氏、古河公方、後北条氏など戦国期の歴史が中心となります
でも葛西氏時代の館、千葉氏時代の葛西城、大石氏時代の葛西城、幕府の御殿となった場所でもあるんです
それぞれ中心となる場所が異なるようです
夏頃に地表面上は何ないただの市街地を本書を片手に妄想を膨らせつつまったり徘徊したいと思います^^

発掘されて葛西城について、中川、太日川、入間川の流路、管領上杉氏と葛西城
後北条氏と葛西城、葛西地域の特徴などなど読みごたえあります
入手後すぐに読んで付箋だらけですわ

97円送料別で購入っす^^

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多摩苗字風土記

附・郷土夜話


 

桜沢孝平 著

武蔵野郷土刊行会

昭和51年8月 発行

価格 1000円

286ページ

多摩地区に古くから住みついている方々の苗字のお話です
もちろん中世地侍の末裔も含まれています
西多摩、北多摩、南多摩と3地区にわけて調査されていろいろと紹介されています

けっこう勉強になりました
会社の同僚、通勤で目に付く看板の名前、近所に住む人の苗字と出自が書いてあったりして
楽しめます
「あの人は〇〇の末裔なんだ」「あの不動産屋は〇〇に所縁があるんだ」という感じです^^
私はやっぱり羽村、青梅あたりの苗字は気になります
古い民家も多いですし地主さんもおおいですからその由来を知って喜んでいる私ですが
何か変でしょうか(笑)

本書は八王子市の古書店にて2000円で購入しましたがその理由は上記の苗字のお話ではなくて
付録ともいえる郷土夜話に収録される三田一族の若林氏についての調査記録が面白いと思ったからです
三田氏って滅ぼされたから史料や文献があまりなく一族なんて残っていないだろうと思っていましたがいるんですね
嬉しくて何回も読みました
屋敷跡も場所はわかっているのですが未だに訪れていません^^
近いうちに周辺の地名や地形なども調べてから訪れたいと思っています

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石神井城跡発掘調査の記録

甦る中世城核




練馬区教育委員会

平成16年3月 発行

15ページ


石神井城、最後に訪れたのは17年ほど前でしょうか
もちろん柵内の遺構は見たことありません
三宝寺池と石碑を見たくらいですかね
2度訪れていますが2度ともそんな感じです(笑)

毎年、都が開催している文化財ウィークになると柵内の遺構が見学できるなんて話は聞いたことがあり訪れてみたいと思いつつもなかなか行けずに・・・

皆さまご承知の通り私は都民ですが都会が大の苦手で・・区というだけで行くのが辛くなって^^

城仲間から頂いたパンフですが長年にわたる城跡での発掘調査の成果が所狭しとズラッと掲載されています
これは刺激的ですね
重たい腰があがりそうです^^
23区内に行くことが苦にならないかもしれません
もちろん行くのは電車でGO^^

発掘の成果から豊島氏がこの地に拠点を構えたのは鎌倉末期と考えられています
そして太田道灌に滅ぼされるまで豊島氏がどのように居館を城として拡張していったのか興味あります
答えはわからないと思いますが自分の妄想を膨らますためにももう一度行かないとね^^

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常陸太田西中の立川




立川洪介

生涯学習研究社

平成15年3月 発行

価格 不明

125ページ


中世に立川市を拠点とした立川氏とその子孫について書かれた本です
主に先祖、武蔵七党に数えられる西党を祖とする同氏の出自から鎌倉期~戦国期までを記す部分と
近世、水戸藩に仕えた立川氏について記した部分の2つで構成されています
私は前半部分の中世の立川氏について興味があったのでそちらだけ読みました^^
青梅市の古本屋にて200円で購入しました

筆者は史料、郷土史、自治体史などを調べて書いた力作で読みごたえありました
すでに知っていることや資料も所有しているのですが子孫の書いた先祖への並々ならぬ思いが伝わり引き込まれるように熟読しました^^
立川氏は武蔵武士ではマイナーな存在ですが時代の荒波を生き抜いた力強さを知るとともに中世の立川について興味がますます湧いてきました
立川氏文書や土淵郷関連の史料は所有しているのでいつか私も自分なりに研究をしてみたいと思いました
三田氏、柴崎氏、高幡高麗氏など周辺の地侍も興味の対象なので一緒に調べてみたいものであります^^

立川氏について調べるならば最適な本かもしれません

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