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城めぐりで参考にしている城郭本・歴史本を紹介するブログです 管理人のコレクション自慢というか散財の記録ともいえます(笑)
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あるとしか言えない



糸井重里

集英社

1993年2月 発行

価格 780円

259ページ

昔、テレビで流行りましたね
赤城山麓の德川埋蔵金発掘
これって何度か見たことがあるのですがその結末ってどうなったんでしょう?
その現場が赤城村ということをはじめて知りました
この本を購入した動機はもともと埋蔵金関連のお話が大好きなことと発掘の舞台になった赤城村について興味があったからです
水野家という3代に渡り発掘をしてきた家の歴史と言い伝えに江戸末期や明治の頃の村についての記述が面白そうだったので

先日、風呂に入りながら本書を読んでいたのですがついつい夢中になって読み切ってしまいました
もちろん汗ダラダラでした(笑)
赤城村に関してというより発掘の成果が面白くて・・・(笑)

大型古書店の毛呂山店にて100円で購入

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新選組ミニガイド



小島政孝 編

小島資料館 発行

2001年7月 初版

価格 762円

99ページ

町田市小野路にある小島資料館で販売される新選組の史跡ガイドブックです
小島家は土方歳三の縁戚にあたり近藤勇とも交友のある家柄でした
資料館には書簡や所縁の品が展示されています
本書は特に欲しいと思ったわけではないのですが資料館を訪れた思い出に購入したものです
多摩、京都、会津、函館などの関係する場所を地図付きで紹介しています
20代はじめ私は熱烈な新選組ファンでした
最近、会津にはまり戊辰戦争にも興味がわいてきたついでに新選組熱も復活してきた関係でロフトに保管していた関係書籍を書斎の書棚に移しました
その際にこのガイドも一緒に引っ張り出してきました

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河内源氏



~頼朝を生んだ武士本流~

元木泰雄

中公新書

2011年9月 発行

価格 800円

228ページ

大河ドラマの影響だったのでしょう2011年当時、たまたま寄った本屋さんに平積みされていて立ち読みして購入一歩手前まで行ったのですが思いとどまった書であります
売出し中だし数年後には古本で手に入るだろうという考えが脳裏に浮かびました(笑)
私流の考えはある程度売れている本、注目を浴びている本、大手出版社の本であれば古本で購入するチャンスはあります
逆に地方出版物はその場で購入しなければその後入手困難となるので多少値が張っても買うようにしています

このような考えのもと待ったかいがあり先日、本書の入手に成功しました
しかも300円という嬉しい価格であります(八王子市の大型古本屋)

実は読みたいと思っていた個所は源頼義さん、義家さんに従った源家の家人についてと
義親さんについてであります
とくに源家の家人についての考察はほとんど目にしたことがなかったので参考になりました
力士として知られる大宅光任が駿河出身であること
藤原景通、則明が藤原利仁の末裔と伝わること

清和源氏は頼義さんから義親までが一番面白いですね
為義さん、義朝さんはなんか陰険でいけないな~
頼朝さんに至るまでの源家の当主とお家芸ともいえる一族の相克について解説が参考になりました


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関東公方足利氏四代


~基氏・氏満・満兼・持氏~
田辺久子
吉川弘文館
2002年9月 発行
価格 2100円

関東公方ときいて皆さんは誰を思い浮かべますか?私はまず成氏さんがうかんできます
彼の打たれ強さ、意志の強さに魅かれました
数年前、その成氏さんを「しげ様」と呼び彼に関わる城館や史跡をたくさん訪れました
本書はその成氏さんの父・持氏さん、さらに先代・満兼さん、氏満さんそして初代・基氏さんについて書かれたものです
基氏さんについては多くの書にて語られていますがあらためてこの方は魅力的だと認識しました
本書を購入したのはこれまであまり知ることのなかったというか興味のなかった氏満さん、満兼さんについて知りたいと思ったからです
彼らが公方であった頃の関東や東北の動乱も私にとって勉強してみたい事柄なので楽しく読ませていただきました
そして持氏さんについては好きな人物ですからいういうまでもなく熟読っす

各公方と管領上杉氏の関わりや合戦や将軍との確執などなど面白いです
読むたびにあることを考えますそれは私は幕府に対してどの公方が反逆を起こす可能性が高かったのかということです
これを考えると面白い本が楽しい本に変身するのですよ
そして眠い目を擦りながらもう一度気になる個所を読み直したり同時代の資料を引っ張り出したりと寝しなに読みはじめると大変なことになります(笑)

毛呂山町の大型古本屋にて1100円で購入しました

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日本奥地紀行


イザベラ・バード

平凡社

価格 1500円

2004年11月 第8版

529ページ

この夏、私が一番興味深く読んだ1冊であります
イギリスの紀行作家、旅行家のイザベラ・バードさんの著書です
明治11年、外国人女性が真夏の東日本から北海道を旅した記録であります
この方、病気を患っており健康回復を一つの理由として日本を訪れるのですが
前人未到の日本奥地を悪路やダニ、蚊などに悩まされながら旅するのです
私はここでツッコみを入れたくなりますがグッと我慢しましょう(笑)

ご存知のように私はここ最近、会津にハマっていましてバードさんの記した明治初期の会津とその行程や当時の状況を知りたくて購入しました(青梅市の大型古書店にて750円)
戊辰戦争で疲弊した会津高田町や坂下町の様子が生々しく記されています

否定的な記述が多く日本人として受け入れがたい話もありますが興味深い記述もたくさんあります
実はまだ全部読んでいないのです
新潟県の津川までの行程は読みました

その先は今後その地を訪れる際に読もうと思っています
栃木市や日光の様子、外国人観光客が多い日光での滞在記は面白かったです
全ての方にオススメできる本というわけではありませんが明治初期の東北や北海道の様子を知るには最適な書といえそうです

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