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城めぐりで参考にしている城郭本・歴史本を紹介するブログです 管理人のコレクション自慢というか散財の記録ともいえます(笑)
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とちぎいにしえの回廊



栃木県教育委員会事務局文化財課

2015年7月 第二版


先日訪れた小山市立博物館にて入手したお宝です^^
栃木県で発行した歴史ガイドマップです
五部構成となっています
1 しもつけの夜明け 古代、古墳巡り
2 都とみちのくをむすぶ東山道 
3 中世下野の武士団
4 聖地日光へつづく道
5 近代化遺産からのメッセージ

私としては2と3が気に入っています
内容としては物足りないのですが^^
レイアウトはきれいだし紙質もよくコレクターズアイテムですね^^

3中世下野の武士団は小山氏、那須氏、宇都宮氏を城館や墓所、所縁の寺院など中心にガイドされています
5近代化からのメッセージは県内に残る洋館が紹介されていますが写真がきれいで見とれます^^
こういうのあると嬉しいですね

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栃木県に関しては『栃木の城』『とちぎの古城を歩く』『栃木の中世城館跡』など比較的多めに資料を所有していますがやっぱり市町村史に勝る資料はないと思っていろいろ収集しています

小山市、旧・田沼町、旧・太平町の図書館は広範囲の資料が置いてあり収集に適しています


南那須町史
 資料編だと思うんですけど旧町内の城館10箇所を縄張り図と航空写真付きで解説しています

上河内村史 上巻
 現・宇都宮市ですね旧村内の城館10箇所を解説(一部で図面を使用)
 

宇都宮市史 第3巻
 宇都宮城、犬飼城、徳次郎城、刑部城、大堀城について解説されています
 市内にはたくさんの城跡があるのに物足りない内容です

鹿沼市史叢書7 鹿沼の城と館
 市内に所在した城館とその伝承地を50箇所掲載しています
 図面や史料も豊富でオススメです
 その後、新たに老沢城が確認されていますがソチラは鹿沼の郷土史に掲載されています

壬生町史 通史編 民俗編
 個々の城館についての解説は少なめですが中世後期の壬生として町内に所在した11箇所を
 地図に記載してあります
 民俗編では地名の由来、伝承が紹介されています

南河内町史 通史編
 城館についての解説はありませんが町内の地侍について詳しく解説

栃木市史
 史料編だったかな市内16箇所の城館について解説しています(一部図面なし)

大平町誌
 旧町内の4箇所の城館を解説しています(図面なし)

藤岡町史 資料編 旧町史(全)
 資料編では旧町内6箇所の城館について解説
 旧町史では城館について、伝承も掲載しています

小山市史 史料編
 市内の城館10箇所と小山氏との繋がりの深い旧・大平町の榎本城、粟屋町の粕尾城を解説

石橋町史 史料編上
 旧町内7箇所の城館を地籍図、縄張り図つきで解説しています

上三川町史 通史編 資料編1
 資料編では旧町内7個所の城館を地形図、航空写真、縄張り図などを用いて解説
 通史編では町内の中世と城館について解説しています
 
 

国分寺町史 通史編
 現在の下野市ですね箕輪城について図面付で解説

益子町
 益子町に関しては下野新聞社発行の益子の文化財と芳賀の文化財19集城館陣屋編を所有
 町内19箇所の城館について解説と簡単な図面もあります

●市貝町史
 史料編だったかな町内11箇所の城館を図面付で解説しています

茂木町史 第2巻史料編
 町内12の城館を図面付で解説しています

芳賀町史  通史編
 町内6箇所の城館とその伝承地2箇所について解説しています
 

野木町史 歴史編
 町内3箇所の城館について解説

近代足利市史 一巻
 個々の城館について解説されていませんが中世については詳しいです
 城館については地元の郷土史で解説されています
 

佐野市史 資料編
 旧市内の城館21箇所を図面と遺構の写真付きで解説しています

田沼町史 第3巻資料編
 旧町内の城館15箇所を図面と地図つきで解説しています
 伝承地13箇所についても解説されています

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雨月物語・春雨物語



社会思想社 教育文庫

1994年3月 第26版

価格 520円

272ページ

実は私、ホラーやオカルト映画や話が大好きなんです
毎年このくらいの時期になると怖い動画や小説などなどを寝る前に読むんですね
雨月物語、すべてがホラーというわけではありませんが結構好きです
その中の一話、青頭巾は面白い話で栃木県栃木市、旧太平町の大中寺が物語の舞台といわれます
内容は語らないことにしましょう
以前、その舞台に興味があって足を運びました
夕方に訪れたのですがすでに境内は薄暗くてそんなつもりはなかったのですが軽~い肝試しになってしまいました
というのもこのお寺さんには青頭巾にまつわる伝承を含めホラーな七不思議があるのです
解説版を読むたびに寒々としたことを覚えています

大中寺はホラーだけじゃなく歴史的にも興味が惹かれる寺で上杉謙信と北条氏康が和議を結んだのはこの寺といわれてます
山門は皆川城の搦手門とも伝わるのです
栃木市の城館を訪れるならば大中寺も一緒に訪れてもらいたいです
そして興味をもったら雨月物語の青頭巾を読んでみてくださいませ
※行く前に読むほうが楽しめます
私の考えですがこの物語は実話を脚色したものなんじゃないかな~なんて思ってます

青梅市の大型古書店にて100円で購入

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那須町の文化遺産


那須町教育委員会

平成19年3月 発行

価格 1000円

108ページ

先日、福島県白河市へ遠征した帰りに立ち寄った那須町の道の駅伊王野にて購入した「那須町の文化遺産」であります
那須町には多くの城館が存在しますがその全てが収録されていることと芦野氏、伊王野氏の墓所なども掲載されていたので迷わず購入しました
1000円と手ごろな価格も購入の決め手であります

縄張り図こそ掲載されていないものの町内の13か所の城館がすべて解説付きで収録されているのは嬉しいです
那須町の城館には興味があり半分以上訪れているので次回はコンプリート目指して出陣します
本書を持参することはいうまでもありません

~収録される城館~
●伊王野氏居館
●芦野氏居館
●芦野氏陣屋
●稲沢氏居館
●館山山城
●二岐ヶ峰城
●伊王野氏山城
●芋淵要害
●簗瀬城
●備中郭
●鮎瀬氏居館
●刑部郭
●沼野井氏居館

他にも軍馬補充部高津牧の土塁や殺生石など気になる史跡も掲載されています

道の駅伊王野は2回目の利用なんですが今回は伊王野餃子を食べました
前回はロシアのお菓子・・・難しい名前のヤツ・・・ドーナッツみたいのを食べましたがいずれも美味しかったな~

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歴史的風土のなかの黒羽の民話


阿久津正二

黒羽町 編集・発行

平成5年12月

価格 不明

204ページ

黒羽町の民話、伝承でもっとも有名な話は那須与一の愛馬・鵜黒の駒に関する話
三浦介、上総介が対峙した九尾弧の話です
以前ですが黒羽町を訪れたきっかけは本書に書かれている話に魅かれたからです
黒羽城や大関氏にも興味はありましたがそれ以上に町の民話に興味を持ちました

本書には面白い民話がたくさん紹介されていて興味そそられます
土地柄ですね那須氏、与一さんに関わる伝承も多々あります
ここでは動物というか化け物系生き物に関する伝承が多いように思います
前出の鵜黒の駒(鵜と馬のハーフ)、九尾のキツネ、大くもやマムシ、白ヘビ、河童、竜女などなど
素朴な伝承も良いのですが奇想天外な動物の伝承はやっぱり楽しいですね

近いうちに旧・黒羽町、行きたくなりました
アユの干物や黒羽城をまた堪能したくなりましたよ~

源義経さん、大関高増さんの伝承など1含む100の民話が紹介されています

大型古本チェーン、神奈川県の茅ヶ崎店にて200円で購入

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