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城めぐりで参考にしている城郭本・歴史本を紹介するブログです 管理人のコレクション自慢というか散財の記録ともいえます(笑)
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nittatyousi.JPG新田町誌 第4巻 新田荘と新田氏
新田町誌編さん委員会
昭和59年10月 発行
価格 不明
454ページ


旧・新田町(現・太田市)の町誌です
新田氏所縁の地として町誌も特別編として新田氏関連で1冊発行されています
私は以前からこれを複写して参考にさせていただいております
先日、初めて訪れた入間市の●OOK ●FF入間店でなんと100円売られていました
しかもピンポイント、第4巻だけ売っていたんです
これを見た私はいうまでもなく店内でニヤリとしました(笑)
ネットではいい値段で取引されているのにな~

新田荘の地形から成り立ち、新田一族の拠点、館、新田義貞、越後の新田一族についてなどなどとても濃い内容です
1冊丸ごと新田氏です
新田好きにはたまらない書です

ちなみに第1巻だったかな~通史編の中世の項でも新田氏について解説されているので気になる方はそちらもチェックしてみてくださいませ
太田市内の図書館であれば閲覧可能です

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tatebayasisi1.JPG館林城と中近世の遺跡
館林市教育委員会
平成22年3月 発行
価格 3000円
530ページ


今年の誕生日に妻に買ってもらった本です
館林市の中世城館というとパッとしないイメージですね
実際、遺構を残す城館は僅かですが城館は数多く存在しました
本書は館林城を中心に市内と邑楽郡の中世城館を20箇所以上詳しく解説しています
当然ながら館林城の現存遺構や発掘調査の成果も詳しく書かれています

本書の前に発行された「資料編第2巻 佐貫荘と戦国の館林」も欲しかったのですがこちらはすでに売り切れです
こちらは中世館林と深い関わりのある佐貫氏、赤井氏、足利長尾氏、舞木氏について史料を基に解説しています

私は城館探訪を趣味として様々な城館を見て歩いています
遺構が残されているにこしたことはありませんが遺構が残らない場所でもそれなりに楽しく見てまわれます
本書のような解説書があればもっと楽しめます
史料に記された城館や地名などから城跡を推定し、地形図、地籍図などから縄張りや城域を考察、さらに地元での聞き取りなどなど、とても参考になります

付録地図もかなり使えます
城館や遺跡の場所が記されている他、古道と中世の矢場川流路が記されていて城館の立地を考察するのに役立ちます

館林市立図書館で購入しました

紹介される城館
●館林城
●足次屋敷
●大袋城
●羽附陣屋
●青山屋敷
●青柳城
●太夫屋敷
●近藤陣屋
●起島陣屋
●白旗城
●木戸館
●高根城
●成島城
●侍辺城
●北大島館
●磯ヶ原城
●日向城
●日向屋敷群
●早川田氏館
●三林城
邑楽郡
●仙石城
●小泉城
●赤岩城
●舞木城
●鶉小城

 

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tatebayasi1.JPG文化財地図たてばやし
館林教育委員会
平成3年3月 発行
価格 300円くらい


館林市の文化財地図です
館林市というと最近になって市史が新たに編纂され中世についてもとても詳しく解説されとても参考にさせていただいております
館林市史資料編2中世「佐貫荘と戦国の館林」
館林市史特別編第4巻「館林城と中近世の遺跡」



この文化財地図は昔、館林城を訪れた際に田山花袋文学記念館で購入したものです

私の目当てである城館については館林城と総曲輪の土塁、青柳城、大袋城の場所が記されているだけですが
総曲輪の土塁はこの地図ではじめてその存在を知ることになります
あの頃(20代)はこのような地図でさえも利用して城館探訪をしていたんです
なんかとても懐かしいな~というかパワフルだったな~(笑)

榊原康政の墓、義経所縁の千塚の判官塚など中世的な史跡もこの地図をみて訪れました

 

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nitta2.JPG新田一族の盛衰
久保田順一
あかぎ出版
2003年7月 発行
価格1800円
223ページ


私は新田氏が大好きでよく群馬県の太田や尾島・世良田・新田へ足を運びます
城館跡だけではなく墓や史跡なども訪れます
なぜ好きなのかは自分でもようわかりませんが尾島や世良田は幼少の頃、両親に連れられて知人宅を訪れては長楽寺や八幡宮などで遊んだ記憶あり懐かしとごく自然に新田関連の史跡に触れていたことが関係あるのかもしれません
新田義貞さん、脇屋義助さんは武将としての評価はあまり芳しくありませんが人間的な魅力あふれる人物だと私は思っており史跡探訪を楽しんでいるのです

前置きが長くなりましたが本書は新田氏祖・義重さんやその父・源義国さんからはじまり義貞さんまでの歴代当主や南北朝期に活躍した一族をたくさんの資料をもとに紹介しています
新田義貞さんの挙兵に従った一族や郎党の活躍とその末路についても紹介しています
購入当初は夢中になって読ませていただきました
この本と出会わなければこれほど新田氏にのめり込むことはなかったと思います
それくらい大切な本であります
神保町の三省堂書店(郷土史コーナー)で新書で購入しました

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gunnmakennsi.jpg群馬県史
群馬県史編さん委員会
通史編3(中世)
平成元年12月 発刊
資料編5(中世1)
昭和53年12月 発刊
価格 不明


群馬県の城館を楽しむうえで必要不可欠とはいいませんが群馬県史(中世関連)があると県内の城館をより一層楽しめるような気がします
いつも図書館で閲覧しては複写したい箇所の多さにうんざりして複写を諦めていたんです
古書でも高価で手が出せなかった県史の中世部分が偶然訪れた某大型古書店の高崎大類店で2冊で600円で購入できました
購入当初の喜びようは(笑)どう表現したらよいでしょう
店の駐車場でニヤニヤしながらさっそく熟読です
このときは城館探訪の途中でしたがこのまま帰宅して購入した史料を読んでいようかと思ったほどです(笑)

通史編(中世)では上州の中世について詳しく解説されています
新田氏、安達氏、岩松氏、山内上杉氏、由良氏、和田氏、長野氏、小幡氏についての解説が参考になります

資料編では古文書がぎっしり収録されています
これを読み解くにのは私では一生かかっても無理でしょう(笑)
これほどの史料ですから宝の持ち腐れにしたくありません
とりあえず古河公方関連の文書から読んでいこうと思っています
記録の項目では「松陰私語」が収録されています
これは前から読んでみたいと思っていたので時間がかかりますが少しずつ読んでいますよ

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